鉄フライパンで窒化加工とは?安全性は大丈夫?メリットは何?

鉄フライパンを購入しようとすると最近よく見かけるのが「窒化加工」の鉄フライパン。
この「窒化加工」とは何なのか?と思われた方多いのではないでしょうか?
純粋な鉄で作られたフライパンとどう違うの?安全性は?
その加工をするメリットは何?そんな疑問に答えたいと思います。

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鉄フライパンの「窒化加工」とは?

鉄フライパンの耐久性を強化する為にされる加工のことです。
航空機や自動車などのサビ防止に用いられている技法。
鉄分子に窒素を拡散し、内部を強化させ、表面には0.2mmほどの窒素膜を浸透させています。
窒化処理されることによって硬化し、ただの鉄そのものより強く錆びにくくなります。

フッ素コーティングなどと違って、傷で剥がれ落ちることはありません。

鉄フライパンで窒化加工品の安全性は?

窒素は、大気中の成分の比率で言うと7割も占めています。
自然界に存在する環境に害のない気体を用いた技法なので、環境面や健康面に問題はないようです。
そもそもの「窒素加工」という手法よりも、使われている鉄に廃材が使われていないか、使われていたとしてもその廃材に有害物質はないのか、そこに注意する方が大事かもしれません。

鉄フライパン窒化加工にするメリットは?

最新技術と言われているこの「窒化加工」ですが、メリットとしては一番に錆びにくいということでしょう。
今まで、鉄フライパンだと「焦げ付く」・「錆びる」のが心配で使うことを躊躇していた人にはおすすめです。
ですが、油返しや油ひきなどのお手入れが不要という訳ではありません。
お手入れをしなければ、結局焦げたり錆びたりはしてしまいますので注意してくださいね。

油ひきに関しても、窒化加工は表面に細かい凹凸(約2~3μm)を作るので、油馴染みが良いというメリットもあります。

そして、コンロがIHのものを使っている人でも安心!
IHは焼きムラが出やすいので、フライパンが変形してしまうのですが、窒素加工なら変形しにくいという良い面もあります。

窒化加工のデメリットは?

逆に窒化加工のデメリットは何なのか、気になりますよね。

窒化処理により、鉄が硬化して銅のような状態になります。
例えると、表面は堅い煎餅と同じです。
硬い金属の中華お玉やヘラで強く叩くと傷やヒビが入る事があります。
この傷から塩分や酢などが染み込むと腐食し、フライパン表面がクレーター状になってしまいます。
プツプツと小さな穴が出来、これが大きくなる事があるんですね。
これを「孔食」といいます。
「孔食」が多少起こりやすくなるのがデメリットと言えます。

さらに、表面加工してあることで、健康面で鉄分補給したいと考える人には、調理で鉄分が溶け出す量は少ないかもしれません。

鉄フライパンの「窒化加工」とは何?についてのまとめ

「窒化加工」されている鉄フライパンの方が少々お値段が張るようですね。
普通の鉄より強い面もありますが、焦げや錆びの面で言うとそれほど変わらないので、個人的には「窒素加工」でなくてもいいのではないかと考えます。健康面では、問題ない加工だと言えます。

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