初彼岸のマナーを知りたい!法要の香典金額やお供えは?

 

結婚したばかりで配偶者の親族に不幸があった年のお彼岸やお盆はどうしたらいいのか、悩みますよね。
一般的なお作法もさることながら、
その地域やお家の決まり事によってもやり方が違うのが弔事ごとだと思います。

一番はそのおうちの方に聞くのがいいと思いますが、
一般的な考え方も知っておきたい所なので、
初彼岸の基本的なマナーについて、
法要がある際の香典金額の相場について、
伺う時に持参するお供え品について、ご紹介します!

お彼岸は春分の日と秋分の日をそれぞれ中日として、
前後各3日を合わせた各7日間のことを言います。

2020年

3月17日(火) 彼岸入り

3月20日(金) 春分の日

3月23日(月) 彼岸明け


9月19日(土) 彼岸入り

9月22日(火) 秋分の日

9月25日(金) 彼岸明け

 

お彼岸のときは特別に法要をするという決まりは無く、
お墓のお掃除をしたり、
お墓参りをする、ということを普段より丁寧にする機会です。
あの世とこの世が一番近付く時期であるという考えから成り立っています。

それでも、初彼岸の場合は少しかしこまった用意が必要かもしれません。

 

服装について

法要がなければ礼服でなくても大丈夫ですが、
控えめな格好で、数珠があるとより弔意の気持ちを表します。

 

伺う日について

彼岸期間ならいつでも大丈夫ですが、早めがいいでしょう。
お昼の時間は避けて、他のお参りにこられる方もいるかもしれないので、
滞在時間は1時間程度にしましょう。

 

手土産について

金額は2000〜3000円位がいいでしょう。
和菓子が一般的です。
控えめにする意味で、菓子箱に直接付ける内のしにします。
白黒か双銀ののし紙に、「御仏前」か「御供」と書きます。
もし、49日法要が終わっていなければ、
「御霊前」と書きます。

 

香典について

手土産があれば、香典は包まなくても良いのでどちらかでOKです。
御仏前」と書き、3000円〜5000円ほど包みます。

 

 

初彼岸で法要の香典はいくら包むべき?

 

初彼岸なので、住職さんを呼んでお経をあげてもらう場合は、
香典を包んで行った方がいいでしょう。

故人と親戚関係にある場合は、
10000〜30000円が相場です。

血縁がない場合は、
5000〜10000円を包むべきでしょう。

 

もし法要のみでなく、
その後会食もある法事の場合は、香典の金額が変わってきます。

親戚関係にある場合は
20000〜30000円
(夫婦で出席の場合は30000円〜50000円)

血縁がない場合は、
10000〜30000円

会場が自宅ではなく、ホテルなどの場合には金額も考慮したほうがいいでしょう。

 

初彼岸以降はこちら↓

秋のお彼岸はいつ?どんな意味がある?おはぎをお供えするのはなぜ?

 

 

お供え物は何を持って行ったらいい?

 

一般的には、春のお彼岸にはぼたもちを、
秋のお彼岸にはおはぎをお供えします。(どちらも同じです)

でも最近では、日持ちのする焼き菓子などの洋菓子や故人が生前好きだった物をお供えすることも多くなっています。

スーパーに行くと、お彼岸用に果物のかご盛りなども出ているので、
3000円くらいの物を選んで購入しても良いと思います。

春のお供えや仏花についてはこちらをご覧ください。

 

 

初彼岸のマナー・法要の香典金額やお供えのまとめ

初彼岸には先ず、お墓掃除を丁寧にすることが大切ですね。
基本的にお彼岸だからといって、特別何かするということではないので、
感謝の気持ちを故人に向けて贈るということが重要です。

 

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