伊勢神宮参拝は内宮外宮どっちに行く?一日で巡る時のバス移動の方法

伊勢神宮に参拝に行く際に、内宮と外宮があって、どっちに行くべきなのか、順番はどっちなのか迷ってしまいますね。
1日で回れるものなのかもスケジュールを組む際に心配です。
そこで、伊勢神宮の参拝の順番や時間配分、バス移動の仕方などについてご紹介します。

伊勢神宮は内宮と外宮どっちから行くべき?

まず内宮と外宮それぞれの神様について触れていきます。

内宮(ないくう):天照大御神(アマテラスオオミカミ)…皇祖神であり日本国民の総氏神(そううじがみ)様

外宮(げくう):豊受大御神(トヨウケオオミカミ)…五穀豊穣を基とした食物に関してのご利益や「一家繁栄」・「農業関係の職業の繁栄」などのご利益のある守護神

参拝する順番は、外宮から先に行き、内宮に行くという順番です。

外宮の豊受大神様は、天照大御神様の衣食住のお世話をされている神様です。

そして、内宮の御祭神は天照大御神様で日本の最高神です。
内宮の天照大御神様は、皇室の繁栄、日本の繁栄を司っていますから、個人的なお願い事は出来ません。

外宮の豊受大神様は、衣食住の神様なので、まず外宮で個人的なお願い事をします。
その後内宮では、個人的なお願い事は一切せず、日本の繁栄をお願いします。

もう一つ理由は、外宮が祓戸神を祀っているからです。
大きな神社では必ず、まず川や海、手水舎などで身を清め、さらに祓戸神を参拝して心身を清めてから主祭神を詣でるのが習わしです。
伊勢の神宮の祓戸神は外宮で、その中でも風宮が神宮の祓戸神なんです。
風の神をお奉りされている別宮です。

正式な参拝の順序といえば、まず風宮を参拝、その後で外宮、内宮と参拝するのが正しいようです。

伊勢神宮参拝は内宮と外宮1日で回れる?

外宮と内宮は結構離れた場所にあります。

中には徒歩で移動する人もいますが、40〜50分程かかります。
なので、移動はバスが便利。
外宮から内宮までバスで約20分(15分毎にバスがあります。)で到着します。

内宮周辺には、有名な観光名所のおかげ横丁がありますが、そこの観光を省くのであれば1日で巡る事も可能です。

外宮での所要時間:30分~1時間
移動時間:バスで20分
内宮での所要時間:1時間~2時間

外宮での参拝する先を正宮と多賀宮(外宮の正宮と同じ境内にある)のみに、
内宮での参拝する先を正宮と荒祭宮(内宮の正宮と同じ境内にある)のみに絞れば3時間程で十分です。

ただ、土日祝日はかなり参道も混雑しますし、道路も渋滞するので、移動に時間がかかります。
なるべく午前中の早い時間に到着しておく事をおすすめします。
朝の9時前には外宮に着けると一番良いですね。

伊勢神宮の内宮・外宮はバス移動が便利

公共交通機関は電車もありますが、内宮は駅から結構距離があるのでバス利用の方が楽だと思います。

外宮からバスに乗る場合内宮行きのバス乗り場は、外宮の参道を出た右手方向にバス乗り場があり、「2番乗場」から内宮へのバスが出ています。
5種類のバスが利用できます。

三重交通バス「51系統 徴古館前経由」
三重交通バス「55系統 庁舎前経由」
CANバス「二見鳥羽方面行き」
路面電車型バス
ピカチュウ電気バス

料金は、片道大人が430円(小人220円)で10~15分おきに来ます。

さいごに

午前中に外宮を参拝出来れば、お昼はおかげ横丁で食べても良いですね。
名物の伊勢うどんはふわふわの太麺で体が温まりますよ(^^)
内宮参拝がスムーズに終われば、帰りにおかげ横丁でお土産探しなども十分出来ると思います!
食べ歩きも楽しいので、時間があれば寄ってみて下さい。

伊勢神宮のおすすめグルメはこちらをご覧ください。

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