夏バテに効く甘酒の効果は?一日に飲む量は?酒粕と米麹どっちがいい?

夏バテ、辛いですよね。
動きたいのに、動けない位の脱力感や倦怠感。
食欲が全然ない、など。
食べないと暑い夏を乗り越えられないのに、食べられない。

そんな時の救世主に甘酒はいかがですか?
江戸時代から、冷やした甘酒は夏の栄養補給として親しまれていたそうですよ。
飲み物なので、夏バテしている時でも喉を通りやすいかもしれません。

夏バテに効く、甘酒の効果についてご紹介します!

夏バテに効く甘酒の効果は?

まず、夏バテの症状をまとめました。
こんな症状があると、あなたは夏バテの可能性大です!

夏バテの症状

カラダが重だるい・全身の倦怠感
ヤル気が出ない・無気力
食欲がなくなる
下痢・便秘
イライラする
カラダが熱っぽい・のぼせ
めまい・立ちくらみ
頭痛
むくみ

それに対して、「飲む点滴」と言われる甘酒の栄養素はこちらです。

甘酒の栄養素

たんぱく質
ビタミンB1・2・6
パンテトン酸
葉酸
食物繊維
ミネラル
酵素

夏バテ解消に必要なビタミンB1・2、たんぱく質、ミネラル、酵素などがしっかり含まれているんです!
これだけのものを食事で一気に補うことは、中々難しいので、甘酒は点滴と言われるのも頷けます。

ビタミンB1

効率よく糖をエネルギーに換える働きがあります。
溜まった疲れも回復させてくれる力がある栄養素です。

ビタミンB2

B1同様に、食べ物から摂った栄養をエネルギーに換える働きがあります。
肌質を整える効果もあります。

たんぱく質

免疫力を高め、パワーとスタミナになってくれる要です。

ミネラル

マグネシウム・カリウム・カルシウム・鉄分・亜鉛・ナトリウムなどのこと。
汗をかくと、ミネラルが水分と一緒に体外へ排出されてしまいます。
不足すると、倦怠感・めまい・無気力・便秘・イライラ・頭痛などの原因に。

酵素

甘酒には、豊富な酵素があるのも魅力。
夏バテの食欲不振は消化不良が原因です。
食べたものを消化するのも酵素の力が必要です。
酵素を体に取り込むことで、胃に負担をかけずに栄養補給ができるんです。

ミネラルや酵素は、大人になるとたいていの人が不足しがちと言われています。
夏は、汗をかくのでなおさらですね。
ミネラルは、海藻や魚、きのこ、ナッツに多く含まれます。

酵素は、生野菜などからしか摂れないので、甘酒で摂れるのはとても貴重です。
ただ、熱に弱いので、酵素がなくなっている甘酒もあるので注意してください。
おすすめは、玄米甘酒のこちら!甘さが自然の甘味で飲みやすいですよ。

夏バテに飲む甘酒の1日に飲む量の目安は?

体に良いと言っても、過剰摂取はよくありません。
甘酒の1日に飲んでいい量は、200mlと言われています。
コップ1杯程度ですね。

1日の始まりの朝に飲むと、エネルギーに換わり、元気に活動出来ます。

甘酒ブームでもあるので、甘酒を適量以上に飲む人もいますが、要注意です。
飲みすぎると、太りやすくなります。
意外にカロリーが高いのです。
200mlで162kcalもあります。
甘酒一杯で、おやつになってしまう位のカロリーですよね(~_~;)

そして、糖尿病の人にはおすすめできません。
血糖値を上げてしまうので、どんなに体に良くても糖尿病の人が飲む習慣をつけてしまうのは危険です。

飲む時も、200mlを原液で飲むより、豆乳と割って飲んだり、ヨーグルトと混ぜたりしてお砂糖代わりとして考えるのが良さそうですよ。

夏バテに飲む甘酒は酒粕より米麹がおすすめ

甘酒には、酒粕で出来たものと米麹で出来たものとあります。

酒粕は、水と砂糖を加えて煮詰めたものです。


米麹は、玄米や米をゆるめに炊いて米麹と合せ、発酵させたものです。

どちらも同じくらい栄養価は高いのですが、米麹で出来た甘酒の方がおすすめです。

まず、香りが酒粕特有なので、苦手な人が多いです。
アルコールを含んでいるので、お子さんにはおすすめ出来ません。

そして、砂糖を加えているので人工的な甘味になります。
米麹は、麹の酵素がお米のデンプンを分解してブドウ糖にするので自然の甘味があり、その分体にも優しいです。

酵素を摂るという意味でも、米麹がおすすめ。
酵素は熱に弱いので、酒粕で煮詰めた甘酒は酵素がなくなっていることが多いです。

夏バテに効く甘酒の効果は? まとめ

いかがでしたか?
夏バテに甘酒はもってこいの飲み物でしたよね。
お店でも色々な種類の甘酒が置いていますが、私は乾燥米麹を買ってきて家で大量に作って冷凍庫にストックしています。
そうすると、好きなときに飲むことが出来て便利ですよ。
作り方も書いているので、参考にしてくださいね。

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