中秋の名月が満月とは限らないって本当?意味と実際にいつなのか紹介!

秋はお月見ですね。
中秋の名月や十五夜など、この時期によく聞く言葉です。
でも、毎年日にちが違っていますよね。
毎年の中秋の名月が日にち固定ではないのはどうしてなのでしょうか?

中秋の名月の時に必ずしも満月とは限らないのはどうしてなのでしょうか?

中秋の名月と満月についてまとめてみました!

中秋の名月が満月とは限らない?

中秋の名月は毎年、満月と1〜2日程ずれています。

時々同じ日なこともありますが、必ずしも同じ日とは限りません。

また、中秋の名月自体も9月中旬だったり、10月初旬なこともあります。

中秋の名月は旧暦の8月15日です。

旧暦の毎月1日が新月です。
新月とはその日の0時から23時59分の間に地球から見て月が太陽の近くを通過する日です。

新月が1日、三日月が3日、満月は15日頃です。
新月から新月までは、平均して29.5日です。
一ヵ月が29日の時と、30日の時とあったのです。
それで、旧暦では季節の区切りが以下のようになっていました。

春:1〜3月
夏:4〜6月
秋:7〜9月
冬:10〜12月

秋の真ん中が8月で、さらに月の真ん中が15日なので、8月15日が中秋の名月とされたのです。

これをその年の新暦に換算するので、毎年日にちが変わります。

中秋の名月と満月の意味は?

中秋の名月は、旧暦の8月が一番月が美しく見えることから特別だと言われています。
因みに、十五夜も同じ意味です。
更に、日本では旧暦9月13日にもお月見が行われていました。(九月十三夜)

中秋の名月には、月が見える場所に、すすき月見団子・里芋・栗・枝豆・お酒などをお供えして月を眺めるのが風習とされています。

満月は、一年で12〜13回見ることができます。
月の軌道が楕円で地球に最も近づいたり遠くなったりすることから、そのスピードも変化しています。
近いと早くなり、遠いと遅くなるようになっているんです。
なので、中秋の名月と日にちがズレることが多くなるんですね。

中秋の名月とその時期の満月はいつ?

中秋の名月と満月はいつなのか、調べてみました!

2018 中秋の名月 9月24日  満月 9月25日

2019 中秋の名月 9月13日  満月 9月14日

2020 中秋の名月 10月1日  満月 10月2日

2021 中秋の名月 9月21日  満月 9月21日

2022 中秋の名月 9月10日  満月 9月10日

2023 中秋の名月 9月29日  満月 9月29日

2024 中秋の名月 9月17日  満月 9月18日

2025 中秋の名月 10月6日  満月 10月7日

2026 中秋の名月 9月25日  満月 9月27日

2021・2022・2023年が3年連続で中秋の名月と満月が同日となっています。
これはとても珍しいこと。
その他は、1〜2日ズレてしまうので、この3年間は見逃せないですね。

中秋の名月が満月とは限らない? まとめ

普段あまりゆっくり空を眺める事がないかもしれませんが、中秋の名月の日だけは、家族でゆっくり夜空を眺めるのもいいのではないでしょうか?
この時は、テレビや部屋の灯りを消して、月の明るさを楽しむのも素敵だと思います。

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