お中元の時期は、目下の者から目上の者に感謝の気持ちを込めて贈るのが普通ですが、結婚の場合は逆もありますね。
お相手のお家から結婚した初めての年はお中元が贈られてくる事もあるかと思います。
嬉しい反面、お中元のお返しはどうしたらいい?と、ちょっと不安になってしまうかもしれませんね。
お返しはいつまでにするべきなのか、品物にのしは付けるべきなのか、お礼状も書いた方がいいのか?
そんな疑問にお答えします!
お中元のお返しはいつまでにするべき?
まずはお中元を頂いたらすぐに、お礼の電話を入れましょう。
先方も無事に到着したのかどうか、気になっているはずです。
その上で、結婚したお相手のお家ですから、お返しの品を贈るようにしたほうが良いですね。
一般的には、お中元は暑い季節の御挨拶ですから、お返しの品物は贈らなくてもよかったりするのですが、結婚したばかりの親戚は別です。
これから長いことお世話になる親戚ですから、頂いたお中元のお返しは贈るようにしましょう。
お中元のお返しをいつまでに贈った方がいいと言う期限はありませんが、立秋である8月7日までには贈りたい所ですね。ただこればかりは、先方が贈って下さった時期にもよります。
お返しを送る時は、すぐ返すとちょっと失礼なので、お中元が届いてから10〜14日間ほど空けてから贈ると良いですよ。
お中元のお返しの品に付けるのしは何て書く?
お中元のお返しにも、のしは付けたほうが丁寧ですね。
「お中元」と書いてOKです。
ただ、贈る時期によって変わってきます。
<関東の場合>
7月15日まで お中元
7月16日〜8月7日(立秋)まで 暑中御見舞 暑中御伺い
8月8日以降 残暑御見舞 残暑御伺い
<関西の場合>
8月15日まで お中元
8月16日以降 残暑御見舞 残暑御伺い
「御見舞」と「御伺い」ですが、「御伺い」の方が目上の方に対して使う言葉なので、こちらの方が丁寧になります。
お中元のお返しの品と一緒にお礼状も添えるべき?
通常であれば、お礼状は添えなくても良いと思いますが、結婚したばかりで頂くお相手のお家のお中元です。
一筆書いて、お礼状として添えたほうが丁寧だと思います。
デパートなどで直接宅配便で送って貰う場合は、お返しを送る直前にお礼状を送っておくと良いです。
この度は結構なお中元の品を頂戴しまして、誠にありがとうございます。
お心遣いに恐縮するばかりです。
今回、気持ちばかりの品ですが、○○百貨店からお送りさせて頂きました。
よろしければ皆様でお召し上がりください。
これからまだまだ暑い日が続きますので、皆様くれぐれもお大事にお過ごしください。
感謝の気持ちと、暑中見舞いの文面を織り交ぜて書くと良いでしょう。
お返しの品物は、贈って頂いた品物と同額位の物を選んで送るのが良いかと思います。
お中元のお返しまとめ
もし今後もお中元のやり取りをされるようでしたら、今後は先にお中元を送られても良いかと思います。
そんなに毎回は・・・という場合は、お相手の出方の様子を見てからでも良いと思います。
敢えてのしは付けずに無地のしで送るという方法もあります。
毎回は送りたくありません、と言う意味合いにもなります。
お中元という慣習も段々無くなりつつありますし、家庭ごとに考え方も違うので無理が無い程度が一番ですね(^^)