梅干しの効果が凄かった!免疫力アップ!いつ食べる?加熱してもOK?

免疫力を高めて病気を防ごう!とよく耳にする昨今。
じゃあ、免疫力を上げるためには何をすればいいの?ってなった時に、スポットを当てたいのが梅干し。
梅干しの効果は本当にすごい!私たちが普段悩む体の不調、そのほとんどに働きかけてくれます。
ここでは、梅干しの効果や食べ方、いつ食べたらいいのか、加熱した時の効果の違いを紹介します。

梅干しの効果が凄い!

体の不調がない人はいないのではないでしょうか?
と思うくらい、病気で溢れかえっている現代です。
今や癌になる人は、二人に一人。
癌などの大きな病気になる原因とされる不定愁訴を抱えている人はほぼ全員では?と思われるくらい多いです。

日々の生活で健康を保ちたいと思うなら、またはもう病気にかかっていたとしても改善したいと思うなら、梅干し生活を始めてみてはいかがでしょうか?

梅干しの七徳とは?

梅干しには古来から病気療養に活用されていた歴史があります。
飲膳摘要という書物には、梅干しの効用としてこのように書かれています。

  1. 毒消しである。
  2. 腐るのを防ぐ効果。
  3. 病気を避ける効果。
  4. その味を変えず。
  5. 息づかいに良し。
  6. 頭痛を医する効がある。
  7. 梅干しよりなる梅酢は流行病に効がある。

中国から伝来した梅干し。
日本人が食すようになったのは平安時代から。
昔の人は、経験から梅干しの効果を見出し、薬の代わりとして用いていたようですね。
もちろん昔の梅干しは、添加物無しの塩のみで漬けられたものです。

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梅干しは三毒を断つ

梅は三毒を絶つとも昔から言われました。
三毒とは「水毒」「食毒」「血毒」のことを指します。「水毒」は体内の水分の汚れのこと、「食毒」は暴飲暴食や不規則な食事など、食生活から体内のバランスが乱れた状態のこと。「血毒」は血液の汚れのことです。
梅は、人間の組織を作る上で大切な、カルシウム、リン、鉄分、亜鉛、マグネシウム、カリウムなどの栄養素をたくさん含んでいます。カリウムは神経や筋肉の機能を保つ働きがあるので、不足するとむくみやすくなってしまいます。梅の成分で、余計な排泄物を尿に促してくれるため、むくみの予防になるのです。

更にクエン酸やリンゴ酸が含まれていて、これらにはカルシウム吸収促進効果があります。クエン酸はエネルギーを無駄なく変換できるため、体内に余分な脂肪がつくのを防ぎます。またオレイン酸やリノール酸なども含まれており、昔から腸炎などの症状にも活用されてきました。

人間の血液が酸性化するとドロドロの黒い血液になり、便秘や肌荒れ、貧血、糖尿病、生理不順などさまざまな不定愁訴の原因となってしまいます。
梅干しはアルカリ性食品なので血液をサラサラにして、酸性に傾いた体内を中和させてくれます。

梅干しはウイルスさえも撃退する

この時期、嫌でも気になる「新型コロナウィルス」対策。
梅干しにはミネラル補給としての作用だけでなくで、ウイルス撃退にも効果があることが科学的に認められています。
特に、胃がんの原因はほとんどがピロリ菌が原因。
梅に含まれるリグナンという成分が、このピロリ菌の動きを止め、増殖率を劇的に下げることがわかっています。
特に梅肉エキスが良いようです。

どんな梅干しが効果あるのか

これだけすごいパワーのある梅干しですが、何でもいいわけではありません。
昔ながらの製法で作られたものに限ります。
添加物無し、減塩なし、糖類なしの梅干しです。
しょっぺ~梅干しに限ります(笑)

昔ながらの梅干しの塩分は30%だったそうです。
1年目はしょっぱすぎて食べられません。
これを3年寝かせると味がまろやかになります。
出来上がる頃には塩分25%ほどになっています。
JAS法では塩分22.1%以上で伝統的製法によって製造されたものを「梅干し」と呼び、それ以下で7.6%までの塩分のものを「調味梅干し」と表示することが義務付けられています。
減塩の梅干しや、甘く味付けされた梅干しは本物の梅干しではないのです。
それと伝統的製法の最も重要な点は、土用干しです。
夏のカンカン照りの日に太陽にしっかり3日間干すこと。

この条件が揃って初めて梅干しの健康効果が得られるのです。

梅干し効果で免疫力強化

毎年インフルエンザや2020年の今年はコロナウイルスが流行していましたね。
ウイルスの危険にさらされたときに、一番有利なのは免疫力が強い人です。
免疫力が強ければ、発症しても症状が出なかったり気づかずに過ごせてしまうので病気知らず。
それには体に常にエネルギーを貯めて、疲れない体にすることが大事です。

梅の酸味成分クエン酸は唾液の分泌を促して胃液やその他の消化酵素の分泌を高め消化吸収を助けてくれます。
さらに糖質の代謝を促し活性化させる働きもあります。これにより栄養素を効率よくエネルギーに変換してくれます。
つまり毎日梅干し生活を続ければ、疲労回復に効果的で、疲れにくい体づくりにもってこいなのです。

梅干しを効果的に食べるにはいつ食べる?何個食べる?

梅干し生活をするのに一日何個食べればいいの?
塩分大丈夫?塩の摂りすぎでは?と心配になりますよね。

塩分20~25%の梅干しを1日2個食べたとしても塩分の摂りすぎにはなりません。
梅干しには血糖値上昇を抑える効果があります。糖分は血管を老けさせるが梅干しには糖質の吸収を抑える成分があるのです。
そして梅干しには血圧を上げるホルモンを抑制する働きがあることも認められています。

梅干しは塩分を気にする必要がないんですね。
1日2個程度を目安に食べることをおすすめします。
食べるタイミングとしては、朝晩の食事前
血糖値上昇を抑えてくれるので、食前に一粒食べてみてください。

骨のカルシウムが不足してくることが原因で起こる骨粗しょう症にも効果的です。
カルシウムを骨に吸収されやすくするにはマグネシウムが必要なのですが、梅干しにはたくさんマグネシウムが含まれているため、梅干しを食べると骨粗しょう症の予防になりますよ。
梅干しを食べている人は食べていない人よりも骨密度が約10%高いという調査結果もあるのです。

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梅干しは加熱しても効果は変わらない?

梅干しをそのまま食べるのと、料理などに使って加熱して食べるのとどちらがいいのでしょうか。
加熱したら効果がなくならない?と疑問になりますよね。

実は梅干しをそのまま食べるだけでも脂肪燃焼効果があると言われていますが、加熱することで「バニリン」という脂肪燃焼効果がある成分がおよそ20%もアップすると言われているんです。
それ以外にも加熱すると良いこと尽くし。
その代表が梅干しの黒焼きです。

梅干しの黒焼き

梅干しの黒焼きとは、梅干しの実や種を、土鍋や鉄釜でじっくり長時間煎って炭化させたものです。
生の梅や梅干しよりも栄養価が増すと考えられており、古くから漢方の生薬としても使われています。

梅干しの黒焼きの効用

●冷え性改善
梅干しを温めたり焼いたりすることでできる「ムメフラーム」という成分には、血流を促進する作用があるので、身体を温めるとされています。

●疲労回復
クエン酸は、体内でエネルギー源を燃やすだけでなく、疲労の原因となる乳酸を体外に排出してくれます。肩こり・腰痛に悩む人や、筋力作りをしている人にもオススメ。

●お腹の不調の緩和
梅に含まれているクエン酸は、殺菌・除菌効果に優れています。昔からおにぎりやお弁当に梅干しを入れるのは、クエン酸に微生物の繁殖を抑える効果があるから。
さらに、お腹の中に入ると胆汁の働きを活発にし、食中毒の原因となる菌に対する効果も期待できます。
梅干しの中のカテキン酸は抗菌・滅菌の働きとともに、消炎など整腸機能も認められています。

●抗酸化作用や老化防止
梅干しに含まれる植物ポリフェノールの一種「梅リグナン」には強い抗酸化力があります。老化現象のさび(酸化)の原因となる「活性酸素」は、シミやしわの原因になるほか、がんや生活習慣病の引き金になるとも言われている。梅リグナンは、この活性酸素の働きを抑えてくれます。

●解毒作用
梅の成分であるピクリン酸、クエン酸が乗り物酔い、二日酔い、食中毒などを解消すると言われています。それは、梅の効能により腎臓、肝臓の働きを助けているからです。

●血栓予防、動脈硬化の改善
梅を加熱した製品では、梅に含まれている糖とクエン酸が結合しムメフラールという成分が作られます。
ムメフラールは血流を改善し血栓予防、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つと考えられています。また血液中にコレステロールが溜まるのを抑え、酸素や栄養分の供給がスムーズになることで、老廃物の排出を促進し疲労回復も期待できます。

梅干しの黒焼きの作り方

梅干しの黒焼きの作り方を紹介します。
土鍋と小麦粉もご用意ください。
8時間じっくり火入れします。


クックパッド

梅干しの黒焼きのおすすめ

作るのはかなり大変な梅干しの黒焼き。
オーガニック食品のオーサワジャパンの梅干しの黒焼きはおすすめです。
お値段的にもお手頃だと思います。

梅干しの効果が凄すぎる!まとめ

梅干しのすごすぎる効果について紹介しました。
知れば知るほど奥が深い梅干しです。
私は毎年梅が市場に出回る時期がワクワクします。
今年もまた我が家の梅干しを仕込むことが出来ると嬉しくなるからです。
こんなにすごい効果があるなら自分の梅干し、作ってみたくなりませんか?
梅干しの作り方も紹介しています。

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