ここ1年ほど、玄米から出来る乳酸菌を自宅で培養して肌の調子を整えています。
産後アトピーで悩んでいた私ですが、子どもの幼稚園のお友達ママから教えてもらい、
玄米乳酸菌の力を知りました。
それからみるみる症状が改善しています!
玄米に秘めた微生物と乳酸菌についてご紹介します。
玄米から得られる発酵菌とは?その種類と効果を解説。
私は玄米にいる発酵菌から作った培養液を
お風呂に入れたり、豆乳でヨーグルトにしたりしています。
その発酵菌は主に、
酵母菌・納豆菌・乳酸菌が働いてくれています。
酵母菌は、アルコールと炭酸ガスを作ります。
炭酸ガスが増えると他の微生物は存在できなくなるので
体内の悪玉菌を減らす効果も期待できます。
納豆菌は温度変化に強い菌で、120℃まで耐えられます。
ナットウキナーゼが出されて大豆と合わせると納豆になります。
乳酸菌は糖類を分解して、発酵によって乳酸を生産してエネルギーを
作り出す菌です。
腸内細菌には善玉菌・悪玉菌・日和見菌がいます。
名前のとおり善玉菌は体に良い影響を、
悪玉菌は悪い影響を与えます。
日和見菌は中立な立場で、
数が多い方に流れて変化していきます。
善玉菌はビタミンを生成し、免疫力を高める働きをしています。
善玉菌自身は酸性でその性質から
ウイルスが体に入ると退治してくれます。
誰もが知っている通り善玉菌が多いと便通も良くなります。
なので善玉菌が多ければ多いほど
健康的なのですが、年齢と共にその数は減っていきます。
体外からどんどん摂り、増やす必要があります。
この善玉菌こそ、乳酸菌から出来ているんです!
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アレルギーに効果的!乳酸菌の力。
乳酸菌の効果としては
発がん性物質の抑制
免疫力強化
肌荒れ改善
アレルギー体質改善
高血糖予防
高血圧予防
ダイエット効果
便秘解消
などが効果として期待できます。
この中のアレルギー体質改善について
解説していきます。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎など
さまざまなアレルギーがありますが、
乳酸菌が効果的だと言われています。
腸内には免疫細胞が数多くいます。
なので、腸内が弱まると免疫細胞が正常に働かなくなり、
外部からの刺激に過剰に反応するようになります。
これがアレルギー症状です。
腸内の働きを正常に戻すために
乳酸菌を摂ることで善玉菌が増え、
アレルギー症状を緩和することができます。
現代の食生活では発酵食品を摂る機会が
どんどん減ってしまいました。
発酵食品は乳酸菌を始めとする発酵菌の宝庫です。
市販されているヨーグルトなどは、
販売される過程で加熱・密封されているので、
しっかりと乳酸菌を摂ることが中々できません。
なので、自分でも手軽に出来る玄米の乳酸菌を
手作りすることをオススメします。
自宅で出来る玄米乳酸菌の作り方。
玄米は精米する前のお米なので、
我が家には常にストックしてあります。
スーパーにも常に置いてあるので
カンタンに手に入りますね。
他には、黒砂糖と粗塩と浄水器のお水があれば出来ます。
コストパフォーマンスが良いところも、
継続出来る理由の一つです!
<材料>
20Lの給水タンク
玄米 10合
純黒糖 600g(粉末状の物)
粗塩 200g
ミネラルウォーターもしくは浄水器の水
①給水タンクに玄米を洗わずにそのまま入れます。
②純黒糖は溶けにくいので、お湯であらかじめ溶かしてから入れます。
③粗塩を入れます。
④水を満タンまで入れます。
⑤よく振り、蓋をゆるめて日が当たる暖かい所に置きます。
⑥1日1回よく振ります。
気温によって違いますが、3〜6日で蓋を開けたとき
プシュっという音が小さくしたら発酵しています。
⑦不安な場合はph試験紙を買って、3.5になれば出来上がりです。
⑧出来上がり後も1日1回はよく振るようにすれば、
3ヵ月は持ちます。
⑨半分ほど使ったら、継ぎ足しをします。
純黒糖300g 粗塩100g
入れて浄水で満タンにします。
また発酵するまで待ちます。
⑩100Lほど乳酸菌液を作ったら、
中の玄米を取り出し、新しい玄米と交換します。
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まとめ
玄米乳酸菌は夏場なら3日ほどで発酵します。
だんだん浮遊物が出てきて、
表面に白っぽい膜が張るようになってきます。
舐めてみて、酸っぱかったら成功です。
これをお肌に付けるだけでも効果的です。
初めは発酵臭が慣れないと臭いと感じるかもしれませんが、
体が必要とする乳酸菌たっぷりなので、オススメです。