カブトムシ幼虫飼育で餌交換のタイミング・表面に出てくる場合

カブトムシ幼虫飼育

カブトムシの幼虫を飼い始めたら
成虫と違ってあまり変化がないので
放ったらかしにしていませんか?
私はつい忘れ去りそうでしたよ・・・

幼虫が成長期の時には月に1度のペースで
餌を交換しないといけないんですよ〜

更には土の状態のチェックも必要です!
幼虫が飼育環境に問題があると
自らサインを出してくれますし、
病気の心配もありますからね。

今回はそんなカブトムシ幼虫
飼育中のトラブル対策について
ご紹介していきますね。

カブトムシ幼虫は昆虫マットや腐葉土を
食べるので、それほど手入れは必要ないのですが、
餌となる土を交換するタイミングがあります。

○昆虫マットのカサが減った時

○土表面に幼虫の糞が目立ってきた時

この二つの時は餌交換したほうが良い時です。
幼虫の糞はコロコロとして大きいので、
見たらすぐに気付くと思います。

<餌交換に必要なもの>

・天日干ししてガス抜きと加水した昆虫マットか腐葉土

・たらい

<方法>

 土表面の幼虫の糞を取り除き、たらいに飼育していた
土を全てあけ、幼虫を取り出す。

 新しい土と混ぜて、飼育ケースに土を戻す。

 少し穴を堀り、幼虫を飼育ケースに戻す。

 ディフェンスシートか新聞紙を挟んで蓋をする。

9〜11月は1番成長する時期なので、
1〜2ヵ月に1度土を交換した方がいいです。

11〜3月は冬眠の時期なので、
土が糞だらけでなければ、交換しなくても大丈夫です。

3月下旬〜4月上旬が最後の土交換時期です。
それ以降はさなぎになるので、
そっとしておいた方がいいですよ。

カブトムシ幼虫飼育中に土表面に出てくる場合の対処法

カブトムシの幼虫は基本、自分で土の中に潜る性質があります。
それが、土表面に出ている時は
住居である土の中に問題があるということになります。

原因として考えられるのは、

・腐葉土の中に針葉樹が混じっている

・腐葉土に農薬が混じっている

・土の加水のし過ぎ

・土が乾燥している

・土が2次発酵している

土が再発酵したり加水のし過ぎの場合、
炭酸ガスが発生しています。
この場合、1日1回土を攪拌して、
蓋を開けたまま3〜4日過ごすか、
新聞紙に土を広げて天日干しを2〜3日します。

湿気は特にカビの原因になりますので
気を付けましょう。

カブトムシ幼虫に黒い斑点が出る場合

餌の交換時などにふと見ると、
幼虫の体や足に黒い斑点が出来ていて、
体が腫れている状態の場合があります。

これは、国産カブトムシ幼虫の病気の一つです。

カビが原因で、昆虫の皮膚に発芽して
菌糸を増やし、体内の水分を奪い、
最後はミイラ化してしまう病気です。

もし、黒い斑点の幼虫がいたら
すぐ隔離飼育して、
それまで使っていた土は全て捨ててください。

カブトムシ幼虫飼育で餌交換のタイミング・土表面に出たらのまとめ

忘れがちな幼虫のお世話ですが、
2〜3日に1度は土の状態を見てみるように
頑張って下さいね。
冬場は乾燥しやすいのでこまめにチェックしたほうが
いいと思います。

カブトムシの病気は稀ですが
多湿と乾燥には十分注意する必要があります。
そうすることで、幼虫が快適に過ごせますし
元気に育ってくれると思いますよ。

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