インフルエンザのワクチンの値段って、病院によって値段が違いますよね。
どうして違いがあるのか、ワクチンの種類はA・B・Cなど
どんなものがあるのか、そして知っておくべき副作用のことご紹介します!
インフルエンザワクチンの種類
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンと言って、病原性を死滅させたワクチンを接種します。
その種類は、4価ワクチン(4種類のウイルスに対して免疫が付く)で、
A型(シンガポール・香港型)
B型(プーケット・テキサス型)
が含まれています。
2016年までは3価ワクチンだったので、接種後に腫れると言う人が以前よりも多いかもしれません。
インフルエンザワクチンの値段
ワクチンの原価は350円位で、医療機関は1000円程で仕入れているそうです。
だいたい値段としては3000円位が相場ですが、自由診療になるので医療機関で差が出ます。
個人院は価格を下げて、多くの人に受診してもらいその分利益にしている所もありますし。
私も毎年安い所を探して受診しますが、小さなクリニックや整形外科などは
2000〜2500円で接種できる所もあります。
ワクチンによっても値段に差があります。
防腐剤(水銀)が入っているかいないかで、入っているものの方が安価になります。
入っていないものは開封したら使いきりで、少量で接種する小児では残量は捨てることになるので、あまり使われないかもしれません。
インフルエンザワクチン接種後の副作用
インフルエンザワクチンは他のワクチンに比べて副作用が出にくいとされています。
その確率は、10000人当たり0.019人と言うことです。
ですが、その中でも高齢者や乳幼児は免疫力が弱い為、ワクチン自体から薬害を受けやすいので注意が必要です。
まず、10〜20%が
局部の腫れ・痒み・赤み
が起こる可能性があります。
これは多いケースですね。
だいたい長くても一週間で症状が引きます。
5〜10%が、
39℃以上の発熱
全身の発疹
蕁麻疹
頭痛・めまい
嘔吐・下痢
寒気・だるさ
が起こる可能性があります。
だいたい2,3日で症状は引きます。
その他に起こる場合として、
アナフィラキシー 2.7%
けいれん 1.5%
脳炎・脳症 2.7%
ギランバレー症候群 2.0%
などがあります。
接種後30分で、呼吸困難や手足のしびれなど起こる場合もありますが、
接種してから2週間も経つのにけいれんの症状が出ることもあります。
少しでもおかしいな・・と思ったら、受診するようにしましょう。
卵アレルギーの人は、赤みや腫れ、痒みなどが特に強く出る場合があるので
受診の際に医師に相談したほうがいいと思います。
インフルエンザワクチンまとめ
インフルエンザワクチンを接種したあとは、特にお年寄り・乳幼児・妊婦さんですが、2週間ほど体調の変化に注意したほうがいいかもしれません。
接種する前には、副作用でどんな症状があるのか、理解してから受診することをおすすめします。