クワガタの冬眠方法紹介!いつからいつまで?温度管理は必要?

夏にキャンプに行ったとき、コクワガタを捕まえました。
息子が夏から大事に育てていたのですが、寒くなってきてあまり地上に出てこなくなってきたんです。
冬眠するとよく聞きますが、いつからいつまでするのか気になります。
温度管理や冬眠の方法などポイントがあるのか調べてみました。

クワガタを上手く冬眠させる時の方法は?

まず、我が家のクワガタはコクワガタでしたが、全てのクワガタが冬を越せるのか、調べてみました。

越冬するクワガタ  オオクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタ
越冬しないクワガタ ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ

ミヤマクワガタとノコギリクワガタは寒さに弱いみたいですね。
確かに、息子の保育園のノコギリクワガタは10月頃にはお亡くなりになっていました。
コクワガタは冬眠して冬を越すことができるようです。

クワガタ冬眠時のポイント

巣になる土は深めにする

マットは何でもOKです。
広葉樹でも針葉樹でもオガクズでも大丈夫。
ただ腐葉土などは向かないようです。
マットを特に交換したりはしなくて大丈夫です。

コクワガタの場合、地中にもぐって冬眠します。
なので、土は多めに、さらに落ち葉や木を上に置くなどするといいです。
例え1匹でも小さな容器に1cmくらいしかマットを敷かない状態だと良くありません。
マットの下に行けば行くほど暖かくなりますから、10cmくらい敷いてあげるのが安心です。

エサは置いておく

エサはほとんど食べません。
しかし、気温が高い日などは、少し活動することもあります。
その時のためにエサは一応必要です。
ゼリーのエサ1個くらいは置いてあげた方がいいですね。

湿度に気を付ける

自然の中の冬眠と違って、当然雨が降る環境ではないので湿度が重要です。
マットが乾いていたら、時々霧吹きで吹きかけて湿らせておくようにしましょう。

クワガタの冬眠はいつからいつまで?

クワガタの冬眠する時期はいつからいつまでなのでしょうか?
我が家は最初、ほとんど地上に出てこなくなったので、死んでしまったのか具合が悪いのか、とても心配しました。

時期としては、日本全国で気候が違うので一概には言えませんが、
だいたい外気温が15℃以下になってくると、冬眠の準備を始めるようです。
寒い地域だと早ければ10月頃から、遅くとも11月中には準備を始めます。

クワガタなどの昆虫たちは、いわゆる変温動物なので、体温が外気温の影響を受けます。
外気温が暖かいと体温も上がり、下がると体温も下がります。
なので、冬でも暖かい日は稀に地上に出てくることもあるんです。

冬になり寒くなってくると、クワガタの体温も下がってきて動きが鈍くなり始めます。

次に目覚めるのは、気温が15℃以上の日が増える3月半ばから寒い地域だとGW頃になります。
その頃にはまた元気に活動を始めます。

クワガタの冬眠に温度管理は必要?

あまり寒いところに置いておくと死んでしまうのでは?と心配になりますよね。
我が家も玄関に置いているので、「寒いかな?」と危惧しました。

ですが、むしろ温度管理しない方が良いようです。
温度管理をすると冬場でも気温が下がらないので、冬眠に失敗する場合もあります。
自然下では日中の気温が20℃、夜間の気温が15℃を下回る季節になると冬眠を始めると言われているので、
なるべくそれに合わせた環境がいいと思います。
さすがに夜間の最低温度が氷点下になるような環境は冬眠の失敗にもつながりかねないので、
屋外に放置するのは止めた方がいいですね。
屋内であれば常温でもそうそう氷点下までは行かないはずなので、我が家のように玄関でもOKです。

天然クワガタは雪や雨が降っても問題なく年を越していますので、そう考えると家の中で飼育している分にはほとんど問題ないのですよね。
屋外であっても物置の中など置いている人も多いですが、それでも基本大丈夫なはずです。

さいごに

春になってクワガタがまた活動を始めたら、マットを新しくしてあげると良いですね。
冬場は中々姿を見ることはないのでちょっと寂しいですが、春が来るまでじっとクワガタは待っているので、
私達も楽しみに待ちましょう(^^)

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