普段手紙を書く習慣がなくても、突然暑中見舞いが届くことがありますね。
例えば、就職活動中の学生さん、内定先の企業から暑中見舞いが届く事があります。
全て印字された書面で、内定者に一斉送信されたものだと思われる暑中見舞いもよくあります。
この暑中見舞いに対して返事は必要なのか?
会社宛への暑中見舞いの書き方はどうしたらいいのか?
暑中見舞いのお返事でビジネス用の文例はあるのか?
これからお世話になる会社ですから、失礼のないようにしたいですよね。
今回はそんな暑中見舞いのお返事で会社宛への書き方をまとめました!
暑中見舞いで就職内定先へ返事は必要?
そもそも就職内定した企業から届いた暑中見舞いにお返事は必要なのでしょうか?
全員に送っているものに自分だけ返信したら、逆に変に思われるのでは?と心配になりますよね。
この場合、常識ではありませんが返事を出さないより出した方が良いでしょう。
出しても悪いことは一つも有りません。
むしろ良いことは有るかも知れませんよ(^^)
出す、出さないが入社後に影響を与えることはまずないでしょうが、当然、同じ新卒者の中にも返事を書く人はいるはずです。
少しでも信用を築こうということであれば、出すに越したことはないです。
暑中見舞いの返事で会社宛の書き方は?
先ずは表の宛名書きを正しく書く事です。
ポイントはこちら!
< 正しい例 >
○○株式会社 △△部 部長 □□□□様
○○株式会社 △△部御中
○○株式会社御中
< 間違った例 >
○○株式会社 △△部 □□□□部長様
○○株式会社御中 □□□□様
○○株式会社御中 △△部御中
「様」と「御中」のいずれか一つを書きます。
重複することはありません。
また、名前が分かっているのに「課長」や「部長」などの役職の最後に「様」を付けることはありません。
暑中見舞いを送る相手が複数の場合
企業の人事担当などで、2名以上の複数の場合、面識があればそれぞれに暑中見舞いの返事を送ったほうがいいでしょう。
面識があまりなく、連名で返事を一枚で出したい場合はそれでも構いません。
その場合の宛名のポイントです。
< 正しい例 >
○○株式会社 △△部 □□□□様 □□□□様
< 間違った例 >
○○株式会社 △△部 □□□□・□□□□様
担当者のお名前それぞれに「様」を入れることをお忘れなく!
暑中見舞いの裏面の書き方
書き始め
「暑中御見舞い申し上げます」
立秋(8月7日頃)を過ぎている場合は
「残暑御見舞い申し上げます」
暑中見舞いの返事なので、葉書を頂いたお礼も記しましょう。
「ご丁寧に暑中見舞いをいただき、御礼申し上げます。」
入社してからの決意ややる気などを間に記しても良いでしょう。
結びの言葉
「残暑厳しき折、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。」
暑中見舞いの返事でビジネスでの文例は?
暑中見舞いの返事で、ビジネス用の文例をここでご紹介します。
暑中御見舞い申し上げます
先日は暑中見舞いを頂戴致しましてありがとうございました。
御社に就職が決まり、その後社会人になるべく自分なりに勉強をしています。
今後ともよろしくお願い致します。
厳しい暑さが続きますのでどうぞお身体ご自愛ください。
書中にて御礼まで
○○年 盛夏
残暑見舞いの場合は、最後の季語は「盛夏」とは書きません。
残暑見舞いの季語の書き方はこちらを参考にしてくださいね。
暑中見舞いの返事の書き方まとめ
企業からの暑中見舞いの返事は返さない人もいると思います。
出すかどうかは自分次第ですが、会社とは言え、人と人との繋がりです。
これも社会人1年目の勉強と思って返事を出しておくほうが、こういった習慣が苦にならなくなります。
返事は出しておくことをおすすめします。
自分で書く自信がないという方は、こんなサービスを利用するのもアリです。
当日発送も可能なので急ぎで出す場合にも便利です。