上司にお中元やお歳暮は贈るべき?おすすめの品物は?予算はいくら?

入社した会社で迎える初めてのお中元時期。
いつもお世話になっている上司にお中元を差し上げるべきかどうか・・・迷うところですよね。
お中元・お歳暮などの慣習は無くなりつつある昨今ですが、とはいえ、気持ちとしてお世話になっている人に贈りたい場合もあります。

会社の上司にお中元やお歳暮をあげるべきなのか?
あげるとしたらどんなものがいいのか?
予算はいくらが相場なのか?

まとめました!
新入社員の皆さん、参考にしてくださいね。

最近は「虚礼廃止」ということで、部下から上司へお中元やお歳暮を贈るのは禁止されている会社も多くあります。

贈るとしたら、仕事関係よりも親族や友人などの身近な人に贈るギフトが多いようです。

お中元誰に贈っていますか?

1位  両親       38%

2位  義両親      37%

3位  自分の兄姉    24%

4位  親戚       21%

5位  友人       20%

6位  義理の兄姉    14%

7位  取引先のお客さん 13%

8位  上司       11%

9位  恩師        9%

10位  仲人        5%

上司に贈っている人は少ないですね。

理由としては以下の事が考えられるようです。

1.給料の少ない新入社員に、プレゼントは誰も期待していない。

2.お中元・お歳暮は本来、日常あまり会えないお世話になった方への贈り物である。

3. 毎日会っている上司へは、仕事の内容で感謝を表すのが良いとされる。

4.部下から贈り物をもらうとお返しを返す必要があり、上司に余計な負担(金銭的に)を負わせてしまう。

5. 社内での暗黙のルールなので。

儀礼的にではなく、心から普段の感謝の気持ちを品物で贈りたいという人は贈っても良いとは思います。

先ずは職場の同僚などにそれとなく、できればちょっとした自分の上くらいの人に「お中元ってどうされてます?」と訊いてみることが良いでしょう。
全くそう言った慣習が会社でなく、むしろ頂くと迷惑に思う上司の方もいらっしゃって、律儀に返してこられる場合もありますからね。

お中元の時期をわざとずらして、贈るという方法もあります。

お中元は全国的には7月初めから15日、関西では7月初めから8月15日までが目安となります。
それを過ぎた場合は、のしの表書きを変えて贈ります。
立秋(8月7日)までであれば「暑中お見舞い」、立秋から9月初めまでは「残暑お見舞い」としてお贈りしましょう。

もしくは、のしを付けずに、「普段の感謝の気持ちです」と気負わない大きさの物で直接渡すのも良いかと思います。

お中元を上司に贈るならおすすめは?

もし上司に普段の感謝の気持ちとしてお中元を贈るならどんな物がいいのでしょうか?

上司の趣向や家族構成などによって考えた方がいいですね。

お酒

ビールは定番ですよね。
お酒が飲めない人でなければ、ギフトには一番喜ばれると思います。

お菓子

幅広い年齢の人に喜ばれますね。
お子さんがいない年齢層の高いご家庭なら羊羹などの和菓子。
小さいお子さんがいるご家庭なら洋菓子やプリン、ゼリーなども喜ばれるでしょう。

コーヒー・ソフトドリンク

コーヒーもちょっと高級なもので選ぶと良いですね。
ソフトドリンクはカルピスなどの詰め合わせは分けることが出来ますし、頂くと重宝します。

日持ちする食品

素麺や油の詰め合わせは頂いて困るものではありません。

お中元を上司に贈る時の予算は?

会社の上司に贈るお中元の場合、予算はいくらくらいが相場でしょうか?

一般的にはお中元は3000円位が相場とされています。

ですが、上司へのお中元となると少し幅があって、3000〜5000円位が多いようです。

あまり高額な物を差し上げると上司の方も恐縮してしまいますので、特に新入社員の場合は3000円で十分だと思います。

時期をずらして「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として贈る場合は、お中元より少額で良い印象のようです。
暑さを和らげるような贈り物として、ゼリーや羊羹などのお菓子がおすすめです。

上司へのお中元まとめ

上司へのお中元は贈る人は減少傾向にあります。
「お中元」となると、毎年贈らないといけないので負担が大きくなってしまいます。
贈るかどうかは、慎重に考えた方が良いと思います。
周りの先輩に相談できそうなら少し聞いてみて下さいね。

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