ハーブの王様よもぎの効果がすごい！使い方や入手方法を紹介

野草の中でも栄養素がとても豊富で「和製のハーブ」「ハーブの女王」とも呼ばれるほど万能なよもぎ。
女性の悩みに効く薬草としても知られています。
昔から身近な薬草として民間で利用されてきました。

昨今では、韓国からブームになったよもぎ蒸しが健康効果が高いとされて有名ですね。

よもぎのすごいパワーや効果、入手方法などを紹介します。

1 よもぎの効果・効能について
- 1.1 よもぎ効果で肌がきれいに
- 1.2 よもぎ効果で冷え性の改善
2 よもぎの入手方法
3 よもぎを料理に取り入れるには
4 よもぎの効果効能がすごい！まとめ

よもぎの効果・効能について

よもぎは漢方では艾葉（がいよう）と言う名前で知られ、中国の文献によると「艾」とは「疾（やまい）を艾する（止める）」の意味であるとされています。古くから薬草として使われていたことがこのことからも分かります。

よもぎの効果・効能

●浄血・増血作用
●解毒作用
●腸内環境の改善、便秘の解消
●美容効果
●コレステロール値の改善
●貧血の予防
●胃腸の保護
●体を温める効果
●リラックス・安眠効果

上記の他にも、肝機能腎機能利尿下痢止め咳・痰止め冷え改善風邪予防止血かゆみ止め消炎抗菌口腔ケア

よもぎ効果で肌がきれいに

よもぎが毛細血管を丈夫にして新陳代謝が上がるため、美肌を保つのにも役立つとされています。
血液やリンパの流れがよくなることによって、シミのもとになる過酸化脂質を抑えたり、くすみやシワの生成を抑えて肌を明るくしてくれる効果も期待できるんです。

よもぎ効果で冷え性の改善

よもぎの浄血作用で血液がサラサラになり、血液の循環を良くするため血行が良くなります。
新陳代謝が上がり、冷え性の改善に役立ちます。
よもぎには女性に不足しがちな鉄やカルシウム、ビタミンA・B1・B2・C、葉酸も含まれています。
豊富に含まれている鉄分が、葉緑素との相乗効果で造血作用を促進し、貧血の予防にもなります。

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よもぎの入手方法

日本全国至る所に自生しています。
一つ見つけることが出来れば、群生しているので大量に収穫できます。
大きくなると50cmにも成長するので、葉裏に白い産毛のある新芽の柔らかい部分だけ摘むようにします。そして、一度摘んだ後のよもぎは同じ所から摘まないようにしましょう。よもぎの良い効果は得られません。

よもぎの下処理

よもぎを摘んできたら新鮮なうちに下処理をしておきましょう。
ゆでる場合と乾燥させる場合を紹介します。

よもぎをゆでる場合

新芽ならアクが少ないので、沸騰させたお湯に塩大さじ１を入れて1～2分ゆでます。
ゆで過ぎないように注意してくださいね。
その後冷水にさらします。

新芽でない場合は、お湯に塩大さじ１を入れて2分ゆでて、冷水にさらし、水に醤油を入れたボールで洗います。(水6：醤油４)
何度か水を代え、半日水に漬けるとアクが出ます。
良く絞って、包丁でみじん切りにするか、フードプロセッサーにかけるといいでしょう。
すぐに使わない場合は、ラップに平らに広げて包んで冷凍保存しておくと１年は持つのでいいですよ。

よもぎを乾燥する場合

よもぎの茎・葉を水で洗い、陰干しに。完全に乾燥したら、フライパンなどで乾煎りします。
こうすることで長く保存できます。乾燥または焙煎したものは、急須に淹れて、お茶として飲みます。お茶として飲んだ後の茶葉は、お茶パックに入れてお風呂に入れるとよもぎ風呂になります。
よもぎ茶は昔から、胃腸の不調・身体の痛み・冷え・婦人科系の悩みなど万能薬として使われてきました。