フクロモモンガはどんな匂いでどれくらい臭う?おすすめの対策を紹介!

フクロモモンガは人懐っこく飼いやすいとペット人気が急上昇していますが、匂いがきついという難点があります。
実際にどんな匂いでどれくらい臭うのか、おすすめの臭い解消の対策と合わせて紹介します。

フクロモモンガはどんな匂い?

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なぜフクロモモンガは臭いのか、理由が気になりますよね。

フクロモモンガはメスよりもオスの方が匂いがすると言われています。オスのフクロモモンガはある程度の大きさになると、飼い主や他のフクロモモンガと区別するためにマーキングします。マーキングで分泌液を出すために脇腹と頭頂部に臭腺を持っています

環境に慣れようと生後半年くらいから脇腹を物にこすりつけて自分の臭いを付けます。

また、オスは発情期になるとメスの顎に頭をこすりつけて自分のニオイを付けます。なので、生後半年くらいからずっと匂いがキツイ状態になります。

この匂いを表現するのは難しいですが、古い醤油のような臭い、苦みと甘みが合わさったようなツンとする臭いなど、独特な臭いです。

メスの場合は、マーキングする習性はありませんので、オスほど匂いはきつくありません。その分、ペットショップでもメスの方が値段が高くなります。

ただ、オスもメスもおしっこをトイレでするという習性がないため、所かまわずおしっこをします。ゲージの外に向かってする場合も多いので、ゲージの柵や周りがベタベタになることもあります。このおしっこの臭いも悪臭になるので、掃除はこまめにするしかありません。

フクロモモンガの匂いはどれくらい臭う?

フクロモモンガの匂いは一体どれくらい臭うものなのか、耐えられるだろうかと心配になる人もいるかもしれませんね。

オスは生後半年以上経ち、臭腺が発達すると、それ以降は発情期に限らずほぼずっと臭います。そのため、飼い始めてからめまいがする、頭が痛くなる、という人もいるくらいです。

これは、換気をすればいいとか、消臭剤を使えばいいという問題ではありません。それだけでは到底匂いは解消されないということです。同じ小動物のハムスターやリス、フェレットなどと比べても匂いはキツイと考えた方がいいです。

同じ居住空間にゲージを置かなければいいと、飼う前に考えている人もいるようですが、フクロモモンガは室温調整が必要な動物です。

夏はエアコン、冬はヒーターを使って常に25~30℃くらいのお部屋にしておく必要があります。そうなると、必然的に人と同じ居住空間・リビングなどに置いてあげることになります。

匂いについては買う前に、ある程度覚悟しておいた方がいいです。

フクロモモンガのおすすめ臭い対策

フクロモモンガの匂いを何とか和らげるための対策を紹介します。

こまめな掃除

ゲージは気付いたら毎日でも拭き掃除をします。
おしっこで汚れるので、床やステージには犬や猫のおしっこシートや木片の小動物専用マットを敷いて置き、2~3日に一度取り換えます。
ゲージの中の木くずも月に一度は交換しましょう。

そして意外と忘れがちなのが、遊具や止まり木。
こちらもしっかり水洗いして、天気のいい日に天日干しするようにします。
特に木製のものは匂いが染み込んでしまうので、強烈なニオイを放つことがあります。
天日干しするとスッキリと臭いが取れる場合が多いです。

脱臭機を使う

小型の脱臭機を使うと効果は結構あります。
ゲージのすぐそばに置いて24時間つけっぱなしにしておきます。

フクロモモンガの臭い対策 まとめ

フクロモモンガの臭いがどんな匂いでどれくらいするのか、その対策についてまとめました。
フクロモモンガは他の動物と違って洗ってあげることができません。
代わりに体を拭いてあげることはできます。
最初は嫌がるかもしれませんが、拭いてあげることでも臭い解消にはなるはずです。

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