カブトムシ幼虫飼育方法と餌について。冬の越し方とペットボトル方法

カブトムシ飼育

夏になるとホームセンターでよく
カブトムシの幼虫や成虫が売られるようになりますよね。
小さい男の子がいらっしゃるご家庭は
飼いたいと、せがまれたりしませんか?
我が家もよくしています(笑)

でもいざ買った時に、飼育はどんなふうにしたらいいのか
ママは皆目見当も付かないですよね・・・
私がそうでした。。

なので、カブトムシ幼虫の飼育方法や道具など
まとめてみました!

カブトムシの幼虫はあまり動かず、
食べる物は栄養のある土をモグモグと食べます。
いい土と広い飼育ケースがあれば、
餌をモリモリ食べて大きくなり
成虫になった時も大きなカブトムシになってくれますよ。

必要な道具と飼育方法を紹介します。

<必要なもの>

・飼育ケース

プラスチック製でコバエなどの侵入が防げる物。
大きめのケースがいいです。
40cmサイズで3匹の幼虫が限界です。

・ディフェンスシート(なければ新聞紙)
小さい通気穴が開いているビニールシート。
コバエの侵入防止、保湿に効果的です。
ケース本体と蓋に挟んで使います。

・土
昆虫マットか腐葉土でもいいです。
幼虫なので発酵マットで目が細かいものを選んでください。
腐葉土の場合は、ふるいにかけて細かくすると良いです。
1〜2匹で10L×2袋  3〜5匹で10L×5袋

・たらい
土を加水するのに使います。

<飼育方法>

1 土をガス抜きします。

1〜7日、新聞紙の上に土を乗せ天日干しして、山の土の臭いになるまで
ガス抜きします。

2 たらいに土を入れて加水します。

スプレーボトルで水をかけ、土を握って形が残り
水はにじまない程度に加水します。

3 飼育ケースに土を詰めます。

ケースの7割位の高さまで詰めたら、
その上2cmをふわっと柔らかく詰めます。

4 蓋をして3日置きます。

土が発熱していなければ使えます。
※発熱していたら、1〜3工程をやり直します。

5 幼虫をセットします。

幼虫が入るくらいの穴を掘って幼虫を置くと、
自分で潜っていきます。

潜ったらディフェンスシートか新聞紙を挟んで蓋をします。
置いておくのは、20〜25℃の静かな場所です。

カブトムシ幼虫飼育で冬場を過ごす注意点

幼虫は大抵夏に飼育し始めると思います。
ここで幼虫の成長サイクルを紹介します。

8月頃    初齢(2〜3週間)

9月頃    2齢(1ヵ月)

10月頃    3齢

11〜3月頃  冬眠するので餌は食べない

4〜5月頃  再び餌を食べる

6月頃    さなぎ

7月頃    羽化→成虫

お店で幼虫を購入するなら3齢の時期の物が扱いやすいです。
初齢と2齢の幼虫はまだ小さく、
傷つきやすいので注意が必要です。

冬場の幼虫は冬眠しているので、
じっとしています。
忘れがちになりやすいですが、
土が乾燥しやすくなるので
こまめに霧吹きで水分補給が必要です。
湿らせた新聞紙を挟んで蓋をするといいと思います。

加水する際に、びしょびしょに加水すると
土が腐り、幼虫も呼吸できなくなるので
注意が必要です。

暖房器具を使う場合は、
飼育ケースを低い位置に置きます。
天井近くに置くと酸欠で幼虫が死んでしまう
ことがあるからです。

ペットボトルでも飼育出来る?!

お家にある道具でも手軽に飼育ケース
が出来ます!
2Lの四角いペットボトル1本用意すると、
幼虫1匹飼育することが出来ますよ。

 注ぎ口部分をカッターで切り落とす。
肩部分より2〜3cm下を切ります。

 鍋にお湯を沸かしてペットボトル下部の
切り口部分を入れて30秒ほど漬けます。
そのあと水で冷やすと切断部分が縮みます。

 注ぎ口部分が飼育ケースの蓋になります。
ペットボトル上部を上から被せて使う形になります。

 キャップにキリで穴を開けて通気穴にして、
キャップを締めます。

 土と幼虫をペットボトル下部に入れて
ペットボトル上部を被せたら出来上がりです。

ペットボトルは縦長なので少ない土で
幼虫がより深い所まで潜ることが出来ます。
ただ、狭いので飼育ケースに比べてお世話がしにくいのと、
成虫になった時に小ぶりのカブトムシになってしまいます。

カブトムシ幼虫飼育方法・餌・冬の越し方まとめ

いかがでしたか?
幼虫は土が大事なごはんであり、
寝床なので、最初の土作りが大切ですね。
加水の際も、濡らしすぎないように
注意が必要です。
冬場は部屋の中は乾燥しやすいので
毎日土の状態をチェックしてみて下さいね。

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