暖かくなると日差しが強くなり、紫外線が気になりますよね。
大人は迷わず日焼け対策をしますが、子どもは必要なのでしょうか?
元気に日光を浴びて遊ぶことが丈夫な身体を育てるとも聞きますよね。
今回は、子どもの日焼け対策の必要性についてご紹介していきます。
子どもなんだから日光によく浴びて健康な体を作る・・・なんてよく言われていましたが、
昨今の紫外線は有害で強力なものに変化しています。
子供の頃から紫外線を浴びすぎると、皮膚細胞の遺伝子が傷つき、遺伝子が正常に戻らなくなります。
子どもは皮膚の細胞分裂も活発なので、遺伝子の変異が起こりやすいのです。
子どもの頃に予防せず、受けた紫外線の影響は20歳過ぎてから、皮膚がんや眼の病気の原因になったり、早いうちからシミ・シワが出来てしまう、なんてことが起こってきやすくなります。
紫外線は、1日10分浴びれば骨形成には十分なので、長時間の外出はしっかり日焼け対策しましょう。
子どもの日焼け対策に日焼け止めはノンケミカルを選ぼう
日焼け止めのノンケミカルなものは、
紫外線吸収剤を配合しない日焼け止めのことを言います。
他に、合成界面活性剤や合成ポリマー・合成香料・着色料などが
入っているものも避けたほうが良いです。
無添加と表示されたものでも、裏を見るとこれらが入っているものが意外とあります。
子どもは肌のバリア機能が未発達なので、化学物質で炎症を起こしたり、アレルギーになりやすいのです。
では、購入する際に商品の成分表示でどんな物を避けたらいいのでしょうか?
代表的なものを紹介します。
<紫外線吸収剤>
オキシベンゾン・パラアミノ安息香酸・プソラレン
<合成ポリマー>
カルボマー○○
ジメチコン
シクロメチコン
メチコン○○
シロキサン
セルロース
<合成界面活性剤>
洗浄剤・乳化剤・酸化防止剤・ph調整剤などのことで、数はとてつもなく多いのですが、
カタカナで文字数が多いものが合成界面活性剤だと考えていいと思います(笑)
酢酸○○
ステアリン○○
ラウリル○○
リン酸○○
ヤシ脂肪酸○○
パレス○○
アルキル○○
PEG○○
PPG○○
PCA○○
日焼け止めの強さですが、
SPF10〜20
PA +
くらいの弱いものを選ぶようにしましょう。
使用する前には、腕の内側の皮膚が柔らかいところでパッチテストをして大丈夫であれば使ってOKです。
いくら無添加でも、刺激になることもあるので注意が必要です。
子どもの日焼け対策に帽子を被ろう
外出時に帽子を被らせる事も、かなりの日焼け対策になります。
つばが7cmあるものであれば、顔に当たる紫外線を60%カット出来ます。
目は紫外線に無防備なので、目も守ることが出来ます。
更に、日除けの布(フラップ)まであると、皮膚の柔らかい首も守ることが出来ます。
最近は生地自体にUVカット効果があるものもあります。
海などのレジャーには、フラップ付きのスイムキャップもあるので、そういったものを是非活用してみてください。
子どもの日焼け対策まとめ
他にも、UVカット効果のあるTシャツも最近は多く見かけます。
薄手の素材で長袖もあるので、洋服でカバーすることは日焼け止めを塗るより効率がいいかもしれません。
日焼け止めは無添加と書いてある物に安心してはいけませんよ〜!