キッチン換気扇フィルターの外し方と簡単掃除方法。フィルターシート

換気扇の掃除の中でもフィルターの掃除って一番大変ですよね。
一番油でギトギトなので・・

油汚れの約４割をこのフィルターで吸収しているということなので、汚れるのは当然です。
ここが目詰まりしてくると吸い込む力が弱くなってしまうので、しっかり掃除したいものです。

まず換気扇掃除と言ったら、フィルターを外す所からなので、フィルターの外し方と簡単掃除方法、フィルターシートについてご紹介します。

フィルターはファンを覆うように全面に付いているものと、最近は整流板が付いているものがあります。

ファンをおおっている金属板を整流板といいます。
この整流板が設置されていることで、油や煙の吸い込みがよくなります。

どちらもずらして外していくタイプと、留め具が付いていて外して取るタイプがあります。

フィルターを取ると、
プロペラファンタイプかシロッコファンタイプの物が出てきます。

シロッコファンは渦巻貝のような形をしています。
少しプロペラファンに比べると外すのが面倒です。

外側にある蝶ねじを外すと、ファンを押さえている丸い板状の部品が外れます。
ファンが動かないように片手で押さえ、もう一方の手で中央の六角形のねじを”右回り”に回して外し、ファンの部分を手前に引き抜きます。
あとはこちらを洗います。

浸けおくだけで簡単に目詰まりしたフィルターの汚れを
掃除していきます。

用意するもの

洗濯用粉せっけん
ぬるま湯(４０℃位)
大きいタッパー
７０〜８０Lのビニール袋

手順

①タッパーに粉せっけんを入れます。

②少しずつぬるま湯を入れて、混ぜます。

③とろとろの固さになったら出来上がり。
フィルターに塗りこんでいくので、少し固めがいいかもしれません。

④フィルターをビニール袋に入れて
まんべんなくとろとろ石けんを塗りこんで、２時間放置します。

⑤歯ブラシなどで網目の間の汚れをこすります。
汚れは浮いているので落ちやすくなっています。

⑥ビニール袋に水を入れます。
すすぎをします。

⑦すすぎをしたらビニール袋の端を切り放水します。

⑧最後にもう一度水で流して終了です。

最近は金属の網目のフィルターも多くてフィルターシートを張ることを推奨していないものもありますが、やはり張った方が汚れの付き方が全然違います。

丁度良い長さに切ってフィルターの上か、レンジフードを覆うように付けて
磁石で止めます。
シートを選ぶ時は不燃性の物を使うことをおすすめします。

２、３ヵ月に一度シートを変えればフィルター掃除がだいぶ楽になります。

フィルター掃除をしないと中のファンの故障原因になったり吸引力が落ちて電気代がかさんだりします。
汚れだけでなくカビや雑菌なども繁殖しやすいので、定期的に掃除した方がいいですね(~_~;)