菊芋の保存には土付きで常温がいい?冷凍する場合の方法を紹介!

冬が旬の菊芋。出回っている時は少ないので、大量に買いたくなります。
シャキシャキとした食感でクセがないので子供も大人もハマりますよ。
でも、菊芋を保存する際には冷蔵庫がいいのか常温がいいのか悩みますよね。
土がついている菊芋なら洗って冷蔵庫なのか、それとも常温で根菜袋に入れるべきなのか。
はたまた冷凍保存はできるのか。
そんな菊芋の保存方法について解説します。

菊芋を買ったらどこに保存してる?

菊芋の知名度が低いので、今期初めて買ってみたという人も多いのではないでしょうか。
菊芋は、水溶性食物繊維イヌリンが豊富で低糖質、便秘改善にも効果を発揮する素晴らしい野菜なので、冬場は積極的に取り入れていくのがおすすめです。(→ダイエットにも最適な菊芋の効果)

そんな隠れた才能を持つ菊芋ですが、知名度の低さから買ってきてそのまま冷蔵庫の野菜室へ入れて忘れられていたりしませんか・・・?
気づいたら、結構日にちが経っていた、なんて人多いんですよ。(私がそうです(笑))
冷蔵庫に入れるのは間違いではないのですが、ポイントがあります。

菊芋の保存を冷蔵庫の野菜室に入れるなら

買ってきた菊芋は土がついた状態で新聞紙かキッチンペーパーに包んでビニール袋に入れ、野菜室に入れておくのが正解です。
入ってたビニール袋のまま冷蔵庫へ入れたいところですが、菊芋は湿気に弱いので、新聞紙に包むというワンクッションおいてから保存すると良いようですよ。

菊芋の保存は何日くらい持つの?

菊芋は他の根菜類と比べて日持ちがあまりしない野菜です。
冷蔵庫に保存して7~8日ほどで食べきるようにします。
そうしないとカビが生えたりしわしわになったりしてしまいます。
さらに、せっかくの菊芋に含まれる健康効果が全く得られなくなってしまうことに・・・。
冷蔵庫に入れて忘れてしまう私はダメということですね(笑)

菊芋はそもそも土付きと土無しどっちを買うべき?

よく、産直市場で見かけるのですが、忙しい人のために洗って土を落とした菊芋が売られているのですよね。
はじめは、「なんて便利なの~!」って素直に喜んで買っていましたが、後で農家さんに聞いたら、土を落とした菊芋は全然良くないみたいです。
鮮度がまず落ちるので日持ちしませんし、健康の為に菊芋を買う人にとっては効果が得られないとおっしゃっていました。
それからは、土付きの菊芋を買うようにしています。

菊芋の保存は常温もできる?

菊芋は常温保存もできます!
ただ、他の根菜類のように常温保存に向いてはいません。
菊芋は、適正保存温度が10℃前後であり、20℃を超える室内だと発芽する可能性があります。
逆に5℃以下だと低温障害が起こってくるというデリケートさがあります。
それでも常温で保存する場合には、土が付いたまま新聞紙に包んで冷暗所に保存する、という形になります。
10℃前後の冷暗所というと、暖房の効いていない物置などになりますね。

菊芋に一部分赤みがあったら

菊芋を切ってみると断面や先の方に赤い部分がたまにあります。
これはポリフェノールの一種なので害はないようですが、食感や味が落ちるので、取り除いて食べると良いですよと、農家さんが言っていましたよ。
断面に斑点のように赤くなっている時は、取り除くことが難しいので、その場合にはそのまま食べています。ほとんど味は変わりません。

菊芋の保存で冷凍する場合には

菊芋が冷凍保存できたら一番日持ちしそうですよね。実際に冷凍した場合は2か月も日持ちします。

ただ、菊芋としてのシャキシャキ食感が失われてしまいます。生食には向きません。煮物にしたり、皮を剥いてペースト状にしてポタージュスープにしてもいいですね。

菊芋の保存方法まとめ

菊芋の保存方法ですが、一番長持ちするのは土に埋めることです。
プランターに土を入れてそこに菊芋を優しく埋めます。
玄関などの室内に置いておくと冬の寒さで凍ったりもしないので安心です。

中々日持ちしない菊芋ですが、冷蔵庫に入れて1週間以内に食べきるのが無難かもしれませんね。
皮ごと1㎝ほどにスライスして、小麦粉とオイルをまぶしてからオーブントースターで30分焼くと簡単に菊芋チップスができます。塩を振って食べると美味しいおつまみになるのでおすすめですよ。
あっという間に食べきってしまうかもしれません(笑)
ぜひおためしあれ。

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