お酢の働きを活かした料理・掃除で重曹と組み合わせた使用方法を解説!

 

お酢で掃除

 

お酢の基本の5つの働き
1 色々な物に染み込み、緩ませる作用
2 抗菌作用
3 消臭作用
4 リンスの作用
5 金属や生体内の酸化によるサビを取る作用
を活かして、普段の生活で具体的にどんなことに使えるのか
まとめてみました。
料理や家中の掃除に大活躍しそうです。

 

 

<卵料理に>
クッキーやケーキなどお菓子を作るとき、
卵が一個足りなかったら、生地にベーキングパウダーが入っていれば、
お酢大さじ1杯が卵の代わりになります。

<お肉料理に>
シチューやカレー用、煮込み料理用の塊肉を柔らかくしたい場合は
お肉を下ゆでする時にお酢大さじ1杯を加えると
柔らかくなります。

<魚料理に>
小骨まで柔らかく食べるために
味付けにお酢を加えます。

魚の身も骨も柔らかくなり、
臭みも取れ傷みにくくなります。

<果物に>
いちご・キウイ・りんご・パイナップルを扱う時に
隠し味程度にお酢をかけると風味が増し、
ビタミンCも保つことが出来ます。

<野菜に>
野菜がしなびたらお酢を小さじ1〜2杯加えた
冷水に野菜を浸します。

<ごはんに>
玄米を美味しく炊くには、お酢を少量加えます。
炊飯器でも柔らかく炊けて
玄米特有の臭いが気になりません。

<調味料に>
味付けが少し物足りない、薄味だと感じるときは
少量のお酢を加えてみてください。
すっぱさは残らずに甘味と塩味のバランスが取れ、
減塩メニューになります。

 

 

キッチン掃除でのお酢活用法

 

<排水溝の掃除と消臭に>
重曹1カップをふり入れ、その上から
電子レンジで温めた熱いお酢1カップを流します。

発泡するので5分ほど置いて
熱湯で流します。

<家電製品の掃除に>
冷蔵庫や炊飯器、電子レンジなどの掃除には、
1Lの水にお酢50cc、重曹50ccを溶かした溶液で拭き掃除します。

<食器洗い洗浄機のクリーニングに>
月に一度、こびりついた石鹸カスや臭いのクリーニングとして
1カップのお酢を空の食器洗い洗浄機に入れて
ワンサイクル回すと綺麗になります。

<ガラス食器のくもり防止に>
スプレーボトルにお酢を入れ、洗い終わったガラス食器に
吹き付けます。
最後にお湯でゆすいで乾かせばOKです。
汚れが付きにくくなります。

<ポットの内部を綺麗に>
お湯にお酢50ccを混ぜた溶液で満たして一晩おきます。
ブラシなどで内部を軽くこすってからゆすぎます。
しつこい水垢が取れるようになります。

 

 

 

お風呂場やトイレ、床掃除での活用法

 

<洗面台にお酢スプレーを>
お酢を2〜3倍に薄めたスプレーボトルを洗面台に常備すると
便利です。
鏡のくもり取りにスプレーして拭いたり
洗面台もスプレーして拭くと
穏やかに菌を抑えてくれます。

<お風呂場を清潔に>
お風呂から出る時にお酢スプレーを
壁や床、バスタブなどにスプレーして、
シャワーでさっと流してから出ると
水垢の予防やカビの予防になります。

<トイレの悪臭予防に>
便器の裏側などにお酢スプレーをこまめにしておくと、
お酢は揮発しながら臭いを取ってくれます。

<フローリングの床をピカピカに>
木製や樹脂製の床であれば、1Lの水に大さじ2杯のお酢を
入れて拭き掃除すると、
付着したほこり汚れをゆるませ浮かせて落としてくれます。

乾拭きで2度拭きすると完璧です。

<畳の拭き掃除に>
畳には1Lの水に小さじ1/2のお酢を入れて拭き掃除をします。

<カーペットのシミ取りに>
カーペットにシミが付いたらお酢大さじ2杯と塩大さじ4杯と
水少々を混ぜ、シミに擦り込みます。

乾燥させて、翌日位に掃除機をかけると
シミが落ちます。

 

 

 

まとめ

 

暮らしの中のちょっと困ったことに何でも活用出来るお酢です。
物を柔らかく緩める効果があるので
お料理では肉や魚などの食材を柔らかくしてくれますし、
掃除では汚れを浮かせて落ちやすくしてくれます。
2〜3倍に薄めたお酢をボトルに入れて
常備しておくと便利ですね。

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