お酢の働きを活かした洗濯・スキンケアの実践法とハーブビネガー作り

お酢で洗濯・スキンケア

お酢の基本の5つの働き
1 色々な物に染み込み、緩ませる作用
2 抗菌作用
3 消臭作用
4 リンスの作用
5 金属や生体内の酸化によるサビを取る作用
を活かして、洗濯やスキンケアについて活用できることを
まとめてみました。
肌が弱い方や赤ちゃんのケアにも最適だと思います。

<洗濯の柔軟剤に>
洗濯の柔軟剤に50cc使います。
石鹸分を分解して黄ばみを防ぎます。
また布の静電気を抑えたり、
カビや細菌の繁殖も穏やかにですが抑えます。

<赤ちゃん布団やベッドマットのおもらしの後に>
お酢をスプレーしてから重曹を振りかけ、
乾くまで放置します。
乾いたあとの粉は掃除機で吸い取れば完了です。
お酢が揮発する際に、尿のアンモニア臭も取り除いてくれます。

<しみとりに>
ケチャップ、コーヒー、紅茶、ワイン、オレンジジュース、
汗、おしっこなどの水溶性のシミ

お酢をスプレーすると落ちます。

<ニットやセーターを家で手洗いする時に>
純石鹸で優しく押し洗いして、
すすぎの最後にお酢100cc入れます。
石鹸カスと衣類に付いた臭いが取れてふっくら仕上がります。
最後は軽く脱水して、
ネットの上に広げて陰干しします。
ウール繊維のキューティクルを引き締めて
傷みにくくしてくれますし、
静電気防止効果もあります。

<革製品のお手入れに>
お酢と亜麻仁油を1:1の割合で混ぜて、これを付けて拭きます。
目立たない部分で試し拭きしてみてください。
最後に柔らかい布で乾拭きしてください。
どんな革製品にも使えて綺麗になります。

スキンケアでのお酢活用法

<シャンプー後のリンスとして>
お湯1Lにお酢大さじ1〜2入れて髪をすすぎます。
髪に残る石鹸を溶かして、
キューティクルを引き締めて髪にコシを与え、
静電気を防ぎます。
地肌を弱酸性に保ち、フケが出るのを抑えます。
いい香りのリンスにしたい場合は、
ラベンダーの精油を1滴入れます。
ラベンダーは保湿効果が高い精油です。
最後にホホバオイルを少し付けると
よりしっとりします。

<洗顔の仕上げに>
洗面器にぬるま湯を張り、お酢を大さじ1〜2入れます。
2,3回パシャパシャ洗うと
肌がふっくら柔らかくなります。
お酢は、肌の汚れを取り潤いを与え、
肌を早く弱酸性に戻して雑菌を抑えてくれます。

<筋肉痛や体のかゆみを取るには>
湯船にりんご酢を1カップ入れます。
そこにドライか生のハーブをネットに入れて湯船に浮かべます。

<デオドラントスプレーに>
ハーブビネガーをスプレーすれば良い香りです。
抗菌作用で臭いや汗を抑えます。
衣類にお酢が付いても大丈夫です。

スキンケアにオススメのハーブビネガーについて

肌に潤いを与えてピーリング効果もあるハーブビネガーです。
新陳代謝を促したり、肌の炎症を抑える効果もあります。

リンスや洗顔に使えます。
オススメは
カモミール+ローズマリー
ローズ+ラベンダー

カモミールは炎症を抑える効果があり、
ローズマリーは収れん効果で肌を活性化してくれます。

ローズは美肌効果がありアンチエイジングに、
ラベンダーは保湿効果があります。

作り方はアルコール酢か穀物酢を500ml用意します。
煮沸した瓶に入れて、そこへドライハーブを大さじ2入れます。
一週間冷暗所に置いて、時々かき混ぜます。
茶こしでハーブを取り除いて、原液を使います。
水で薄めなければ、1年ほど保存が効きます。

因みにお掃除用には、ペパーミントや日本茶を使うのが
オススメです。

まとめ

洗濯では柔軟剤から染み抜き、臭い取り、
革製品の汚れのお手入れまで使えます。
化学薬品ではないので、諦めていたお子さんが汚した服の
シミ取りなんかにも使えそうですよね。

スキンケアでは抗炎症作用があるので、
肌の赤み、痒み、ただれ、ニキビ、毛穴の開きなどを静めます。
新陳代謝を促してくれるので、
皮膚の再生を盛んに行いシワ・たるみ・くすみなどにも
効果的
なので、活用したいものです。
スキンケアにはハーブビネガーであれば、
抵抗なく使えると思います。

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