驚異のお酢パワー!種類と効果はどんなもの?ビネガー水を作ろう!

お酢の種類と効果

普段から料理に掃除に活用するお酢は、どの家庭の調味料棚にも
ストックされているのではないでしょうか?
その活用法は幅広く、酢しょうがや酢玉ねぎなどで
度々注目されていますね。

改めてお酢の魅力について調べてみたいと思います。

お酒の種類、原料によってお酢はいくつもあります。
りんご酒から出来ているりんご酢。
ワインから出来ているワインビネガー。
ビールから出来ているモルトビネガー。
日本酒から出来ている米酢。

大きく分けると、
りんごやぶどうから出来ているものが果実酢で、
米や小麦やとうもろこしからできているものが穀物酢といいます。

さとうきびやとうもろこしのお酒を蒸留し、
高濃度のアルコールとして取り出した物を薄めて
酢酸菌に与えると、原料のクセが残らない
あっさりとした酒精酢になります。
原材料の中にアルコールまたは醸造用アルコールと書いてある
アルコール酢です。

お酢の基本の働き5つ

1 様々な物質に染み込んで緩ませる作用

お酢は手軽にお掃除に活用出来ます。
床のほこり汚れにはお酢が浸透し、柔らかくゆるませ
はがしやすい状態にします。
また、入浴や洗濯の時、浴室や衣類に残る石鹸カスを溶かして
すっかりきれいにします。
トイレの黄ばみもしつこい固形の汚れなので
お酢をじっくり染み込ませると
汚れを溶かし出してくれます。

2 抗菌作用

お酢には微生物の繁殖を抑えて増えないようにする
静菌効果があります。
塩にも同じ効果があり、
同時に使うと相乗効果でより効果が高まります。
しめ鯖などは静菌効果を利用した
調理方法と言えます。

3 消臭作用

タバコの臭いと魚の生臭い臭いは
アルカリ性なのでお酢が消臭に適しています。
お酢をスプレーボトルに入れて吹きかけると
よく臭いを取ってくれます。

4 リンス作用

お酢でリンスすると、肌にうるおいを与え、
髪にはコシとツヤを与えます。
洗濯の面でもウールやシルクなどのキューティクルを
引き締める働きがあります。
表面を保湿することで
静電気を防止する効果もあるので、
最後のすすぎで使うとふんわりと仕上がります。

5 金属や生体内の酸化によるサビをとる作用

水素イオンの働きにより、
接触しているサビ物質から酸素が出ていくのを手伝います。
市販のサビ取り剤より強力ではないので
時間はかかりますが、
お鍋などのサビ取りとしてつけおきして
一晩置けばきれいに取れます。

薬品ではないので安心して使えますね。

お酢の臭いが苦手な場合に臭いを取る方法

お酢の効果が分かり、暮らしの中で活用出来ることが多いですが
お酢の酢酸の臭いがキツイと感じる人は多いのではないでしょうか?
お酢を原液もしくは2〜3倍に薄めて使う場合に
アロマの精油を1〜5滴垂らして使うと
臭いは緩和されます。
オススメはカモミール・ラベンダー・ティーツリー・レモン・オレンジ・ペパーミントです。
ただし、ペパーミントは幼児がいる家庭には向いていないので
気を付けましょう。

プラスチック容器に入れると、
精油の成分のせいで容器が溶けてしまうことがあるので、
ガラス製もしくは対応した耐油性の容器に入れて使いましょう。

他にも・・・

ミントビネガー
ガラス容器にペパーミントやスペアミントの葉と
穀物酢か果実酢を入れて密封します。
ミントがしっかりお酢に浸かるようにして
2週間ほど経ったら出来上がりです。
掃除や洗濯、消臭に使えます。

カモミールビネガー
ガラス容器にカモミールの花と
穀物酢か果実酢を入れて密封します。
カモミールがしっかりお酢に浸かるようにして
2週間ほど経ったら出来上がりです。
お掃除・洗濯・うがい・ヘアリンスなどに使えます。

まとめ

普段から使っているお酢の効果は知っているようで
知らない事も多いですよね。
酢酸の独特の臭いがきつく感じますが、
精油やハーブを使えば
一番身近で安心な洗剤になります。

臭いのしないお酢で言えば、
クエン酸があります。
お掃除には特に向いていると思います。
また、価格が低めのお酢であれば
色々な原料と混ざっているので、
原料臭や発酵臭が弱くあまり臭いが気にならないようです。

様々なお酢を使い分けてみるのもいいですね。

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