梅酒と梅干しを毎年漬けている人、多いのではないでしょうか?
私も毎年漬けています。
一年後の楽しみになりますし、さらに待って年代物にしても更に美味しくなりますよね。
でも、梅酒の梅余りませんか?
お酒だけ飲みきってしまい、梅の実だけ余ることがあります。
そこで、梅酒の梅で梅干しが作れないかと思ったことありませんか?
既に梅のエキスが出ている梅の実だけれど、塩を足したら甘じょっぱい梅干しになったらいいですよね〜。
梅酒の梅の実で梅干しが作れるのか、まとめました!
梅酒の梅を使って梅干しは作れる?
梅酒の梅の実、大量に余ることも多いですよね。
特に何Lもまとめて漬ける人は、梅の実をどう消費していいのか、持て余しているのではないでしょうか?
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この梅酒の梅の実を使って、塩を足したら梅干しにならないか?
そんなことを考える人、多いのでは?
ですが、基本的な考え方からすると梅酒の梅の実で梅干しを作ることは出来ません。
理由は、梅酒に梅のエキスが抜けていて梅の実に残っていません。
梅干しは塩の力で梅の水分量を外に減らしつつ梅のエキスを梅の内部に濃縮し、腐敗を防ぐ加工法です。
梅酒の梅の実のように濃縮する梅のエキスが無い梅は、残念ながら梅干しにはなりません。
梅の美味しさや香りが梅酒に出てしまい、梅の実は出し殻状態にあります。
更には、氷砂糖で砂糖漬けされているのでかなり甘く、そう言った点からも梅干しにリメイクは難しいとされています。
でも、梅酒と梅干しを両方毎年漬ける人、多いですよね?
梅干しを漬けると赤じそと梅酢が余る。
梅酒を漬けると、梅の実が余る。
何とかならないものでしょうか?
梅酒の梅と梅干しの梅酢と赤じそがあれば梅干しが出来る
実はあったんです!
梅酒の梅の実を簡単に梅干しにする方法が!
これは、梅酒と一緒に梅干しを漬けている人限定になってしまいますが。
(基本の梅干しの作り方はこちら!)
必要なのは、梅酒の梅の実と梅干しを漬けた梅酢と赤じそだけ。
梅酒の梅 20粒
梅干しに漬けた赤じそ 200g
梅酢 100ml
ミルフィーユ状に梅の実と赤じそを交互に瓶に漬けます。
最後は上に赤じそが来るように漬けるのがポイントです。
梅酢を上からかけて、1週間常温で置きます。
1週間で出来上がるのが、気軽でいいですよね(^^)
梅も2〜3年経った年代物でも大丈夫です!
5年以上の物は、見た目がふっくらして綺麗であれば大丈夫だと思います。(推測ですが・・・)
はちみつ漬けのようなふんわりと甘い美味しい梅干しになりますよ♪
梅酒の梅はしわしわになったものは使えない
梅酒の梅の実でも、ふっくら綺麗なものもあれば、しわしわにしぼんだ梅の実もありますね。
梅の成分がお酒の中にしみ出して、しわしわになるのが実は理想で、梅酒としては大成功です。
でもしわしわの梅をそのまま食べるには、カリカリで食べる場所があまりなく、美味しくありません。
リメイクで梅干しを作るにしても、しわしわになった梅はそのままでは使えません。
もし再利用するとしたら、一度水から鍋で煮出します。
その煮出したお湯を一旦捨てて、今度はひたひたにつかる程度の新たな水でもう一度煮出します。
こうすると、しわしわだった梅は水気を吸い込んで元のように膨らんでくれます。
そのままさらに砂糖かはちみつを足して弱火で煮て、甘露煮の状態にしてから使うか、そのまま甘露煮で楽しんでもいいですよね。
梅ゼリーにしたり、焼き菓子に入れるなど、使い道はありますよ〜!
梅酒の梅を使って梅干しは作れる?まとめ
梅酒の梅の実で梅干しが作れることがわかりましたね!
ただ、アルコールを含んでいるので甘い梅干しですが、お子さんには向きません。
大人が食べる物として、夜だけにしておきましょうね(^^)
基本の梅酒の作り方はこちら!
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