浴衣を着て暑い時のするべき対策は?選ぶ生地や肌着で変わる?

花火大会の時期。

浴衣を着て彼氏とデートなんていいですよね♪
やっぱり花火には浴衣が似合います。
私も独身の頃は、彼と(現在は夫)浴衣を着て花火大会に出かけたものです。

でも、花火大会で着る浴衣って暑いんですよね〜。
人混みにいるせいもあって、その暑さと言ったら蒸し風呂のよう(~_~;)

浴衣でも涼しく着る方法はないものかと思いますよね。

今回は、浴衣を着て暑い時にしておきたい暑さ対策をご紹介します!

浴衣を着て暑い時の対策は?

浴衣を着る時はどうしたって洋服よりも暑いものです(~_~;)
気合でやり過ごさないといけない部分もあります。

ただ、下に着る肌着で調節することは可能です。
汗をかいても吸収してくれることが大切ですね。

いくつか暑さ対策をご紹介します。

夏用インナーで涼しく

ユニクロから出ているエアリズムなどの高吸汗・高速乾・消臭効果・ひんやり感のあるインナーがやはりおすすめです。
パット付きならブラと違ってインナーが目立ちませんし、透け感も防止出来ます。

綿のペチコートを履く

洋装用の綿100%素材のペチコートがあります。
浴衣の時は、ベージュ色のペチコートを穿くと下着が透けませんし、汗を吸収してくれるので快適です。

着付けの時後ろに隙間を作る

着付けとしてはちょっと邪道ですが、前身頃の両脇に近いところ、背中などきっちり隙間なく着るのではなく、ちょっとだけ1cm程度余裕を持たせて着ると風が通りやすくなります。

浴衣に保冷剤を入れておく

冷やして汗をかかないようにするという方法です。
帯の中に、ハンカチで包んだアイスノンなど保冷剤を入れておきます。
お腹か背中の部分が良いと思います。

冷感スプレーをかける

最近は100均にも売っていますね。
洋服の上からかけるとひんやりします。
一時的なものですが、一番暑さが厳しい時間帯は、持ち歩いてこまめにかけても良いと思います。

浴衣の生地で暑い、涼しいの違いはある?

もし、これから浴衣を新調するようでしたら、浴衣の生地によっても涼しさの違いはあります。
購入するときの参考にしても良いと思いますよ。

一般的にセットで売られているポリエステルの浴衣は汗を吸わず暑いんです(T_T)

麻素材が入っている浴衣

麻は一番風通しが良い素材です。
手触りがガサっとしているので、肌にあまり密着しません。
ただ、シワになりやすいので、麻100%というよりは他の素材と混ざっている方が扱いやすいかもしれません。
「綿麻」というのは綿と麻の交織のことで、涼しさで選ぶならおすすめです。
シワにもなりにくいです。

ちぢみなど凹凸の多い生地の浴衣を選ぶ

浴衣の素材、ちぢみや紅梅など凹凸の多いものだと、肌離れが良いので汗でベッタリ・・という風にはなりにくいです。

綿絽(めんろ)の生地の浴衣を選ぶ

等間隔に透けを入れて織られた夏用の生地で見た目にはストライプの織り模様が出ます。
絹でなく木綿で織られたのが綿絽というものです。
上品で高級感があります。

涼しいのですが透けるので、下着だけでは危険です。
浴衣用肌着も着ると良いですね。

浴衣用の肌着で暑い時の選び方はある?

下着の上に着る浴衣用肌着も重要です。
汗を吸収してくれるのと、下着を透けさせない為に必要です。

裾よけ

白地の綿素材で、汗を吸い取ってくれ、下着の透けを防ぎます。
腰から下に巻きます。
ステテコタイプもあります。
価格は1000円位からありますよ。
裾よけがなければ、ペチコートでも代用可能です。

肌襦袢

上半身に着る和装用肌着です。
袖がありますが、身八口は開いてるので、半袖のシャツを着るよりは涼しいです。
裾よけとセットで、2000〜3000円で購入出来ます。
上下つながったスリップもあります。

この2点は必須アイテムです。
裾よけと肌襦袢を着る時は、下に着るインナーは白や肌色のキャミソールを着ると良いですよ。
ブラも目立たないものを選ばないといけません。
この時、エアリズムなどのひんやりインナーが必須ですね!

ただ、どーしても暑いときは、肌襦袢を省くこともあるかもしれません。
その時は、目立たないキャミソールが上半身になります。

浴衣が暑い時の対策まとめ

いかがでしたか?
浴衣は下着の上に浴衣用肌着も着るので洋服よりも暑いんですよね(~_~;)
ですが、汗をかいても吸ってくれることが一番重要です。
綿や麻素材であれば、涼しいのでそれでも快適に過ごせるはずです。

浴衣の暑さ対策をして、楽しい花火大会、夏の思い出になるといいですね。

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