もち麦ダイエットで便秘に効果があると聞いて始めた人も多いですが、中には効果があるどころか悪化したという人も少なくありません。
もち麦は食物繊維豊富だけど実際には便秘に効果なしなのか、原因を分析!
食べ方や食べる量など便秘に対しての正しい方法を紹介します。
もち麦は便秘に効果なし?悪化する原因
便秘には食物繊維が良いといいますが、食物繊維にも種類があり、そのバランスが大事だと言います。
水溶性
不溶性
この二つの食物繊維のバランスが、不溶性:水溶性=2:1だと良いとされています。
もち麦は、この二つの食物繊維が割とバランスよく含まれているといいますが、それでも便秘が悪化したという人は、食物繊維を足してもそのバランスが取れていないということが言えます。
現代人は、不溶性食物繊維の方を多く摂取しがちだと言われています。
腸の蠕動運動があるときは良いのですが、ない時は腸の中に便が溜まりやすくガスが発生し、お腹が張ることも。
腸の蠕動運動を促す馬力が足りない時は、食事を変えてみて。
お肉や卵、乳製品などの動物性たんぱく質を摂りすぎていませんか?
ごはんよりパンが好きではないですか?
動物性たんぱく質や小麦のグルテンは、腸壁にこびりつき、腐敗します。
悪玉菌優勢になってしまうので、それらを控える食事に切り替えましょう。
もち麦の便秘を改善する食べ方
もち麦の食べ方も便秘に関係しているかもしれません。
便秘を解消する食べ方をチェックしてみましょう。
良く噛む
もち麦は白米よりもプチプチと弾力があり、食感が硬めなため、白米と同じように食べると消化にかなり時間がかかります。
消化に時間がかかるということは、腸内での滞在時間も長くなり、ガスが溜まりおならが出ることが多くなります。
食べ物カスが腸内にとどまる時間が長いほどおならが臭くなるので、腸内環境を悪化させない為にもよく噛んでもち麦は食べましょう。
もち麦を食べる時間帯
もち麦は栄養の吸収が白米よりもゆっくりです。
血糖値の上昇がゆるやかなので体に負担が少ない分、消化には時間がかかります。
夜、7時以降に夕食を取る場合、消化が遅い分、お腹が張りやすいようです。
出来れば、朝と昼にもち麦を食べる方が良いです。
もち麦の炊き方や浸水時間
もち麦の浸水時間は、長めに設定している人もいますが、30分程度で充分です。
炊く時は、白米と混ぜて炊くのがおすすめです。
割合は、1:1か、白米の方が少し多めくらいの方が良いです。
もち麦だけで炊くと、逆に便秘になる場合もあります。
もち麦の炊き方は、こちらを参考にしてくださいね。↓
もち麦50gで何合分になる?水はどれ位入れるの?カロリーは?
もち麦で便秘になるのは食べる量にも原因がある
もち麦を食べるのに、少なすぎても多すぎても、便秘解消という点ではいけません。
1日2回、お茶碗2杯分(一回量150g程度)食べるのが理想です。
他の食べるものにも気を付けながら、野菜中心の食事と一緒に2週間は続けてみましょう。
もち麦は便秘に効果なし?まとめ
私ももち麦や玄米に変えても中々便秘が改善しないことがありました。
でも、食生活の見直し(お肉を止める、パン食を止めるなど)をしてみたところ、少しずつ腸が動くようになるのが自分でも分かりました。それからは、もち麦を食べ始めても便秘にならずに、むしろ腸の活動が活発になりましたよ。
もち麦食に変えても便秘が改善しない場合は、元々の食生活も少し見直すのが大事だと言えると思います。
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