フクロモモンガの赤ちゃんの育て方やミルクのあげ方は?性別はどっちが育てやすい?

フクロモモンガの赤ちゃんの里親を募集している場合やペットショップでも生後2か月ほどの赤ちゃんを販売していたりしますよね。
フクロモモンガは赤ちゃんの頃から育てるとよりなつくものです。
フクロモモンガの赤ちゃんの育て方やミルクのあげ方、性別はどっちだと育てやすいのかなど、紹介します。

フクロモモンガの赤ちゃんの育て方

フクロモモンガの赤ちゃんは、お母さんの袋から出た直後は10~20g、1か月で25~35g、
生後2か月ほどで50~60gに成長していきます。
大人のフクロモモンガになると、
オスなら100g~160g
メスなら80g~130g
まで成長します。

生後2か月までは、毛がほとんどなかったり、目が見えなかったりなど、色々と不自由なことが多く、お世話する側がたくさんサポートしないといけません。

フクロモモンガの赤ちゃんは体温調節が出来ないので、低体温症で命を落とす場合もあります。下痢をしている場合も危険です。数日続く場合は、病院に受診しましょう。

フクロモモンガの赤ちゃんは大人のそれより室温には注意が必要です。
適温は28~30℃
最低でも25℃は必要です。
大人になると、大体25~28℃と言われています。
湿度も大体50%程が好ましいです。

寒い場合は、毛布を入れたり、小型ヒーターを付けて温めてあげましょう。

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初めは震えて全くなつかないことも

赤ちゃんフクロモモンガは臭いに敏感です。
初めは環境に慣れなくて怖がります。声を出して威嚇してくることもありますので、飼い始めの一週間は様子を見ながらそっとしておきましょう。

しばらくしたら、ケージの中に飼い主の臭いのする布などを入れてもらって慣れてもらうようにします。だんだんと怖がらなくなると手からエサを食べてくれたり、甘えてくるようになりますよ。

飼う前にどんなエサをもらっていたか確認する

飼う時は、購入するペットショップでミルクを一日何回位、どんな風に与えていたのかを確認することが大事です。
あまりにも与える回数が多い場合は、飼い主になるとかなりの負担になるので、本当にお世話ができるのか考えた方がいいでしょう。

フクロモモンガの赤ちゃんのミルクのあげ方

生後2か月前の赤ちゃんフクロモモンガの場合は、できれば手に乗せて4時間おきくらいにスポイトでモモンガ用のミルクをあげるのが丁寧なあげ方です。
粉ミルクの中に必要なビタミンやミネラルなども補給できるものだと尚良いですよ。
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2か月経過していて、お母さんの袋から出ている赤ちゃんで、ちゃんと目が開いている場合は、置きエサでも大丈夫です。
ただ、赤ちゃんがちゃんと食べているか確認する必要はあります。
もし、きちんと食べられているようなら量は少し余るくらいが丁度いいです。
ペットフードをミルクで浸したものや、リンゴやナシなどの果物を小さくカットもしくはすり潰したものがエサになります。
他にはリス用のクッキーや小動物用のゼリーなども食べます。

フクロモモンガは甘いものが大好きです。

性別はどっちだと育てやすいの?

その子の性格にもよりますが、どちらかと言えば、メスよりもオスの方が育てやすいようです。
メスの方が神経質な傾向にあります。
その代わりオスは、臭腺が発達する関係で臭いがメスよりきつくなります。
トイレを同じ場所でする習慣がなく、そこらじゅうでしますので、臭いが発生します。
ケージの床には新聞紙を敷いて、こまめにお掃除するとまだ良いようです。

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多頭飼いする場合は、つがいはやめた方がいいですよ。増やしたいなら別ですが、子供がたくさん生まれて、里親探しやお世話に追われてしまいます。

赤ちゃんはオスもメスどちらも2か月経過していると育てやすくなります。
離乳食の時期が終わって普通のペットフードが食べられるようになるからです。

フクロモモンガの赤ちゃんの育て方まとめ

フクロモモンガの赤ちゃんの育て方やミルクのあげ方でした。
最近は、幼少期のフクロモモンガの方が人気があることから、かなり小さな内からペットショップで販売されるようになりました。
小さいうちからだと確かになつきやすいですが、その分お世話の負担も大きいものです。
飼うにはそれなりに覚悟も必要です。
本当にお迎えしても大丈夫か考えてから飼うようにしたいものです。

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