春は野菜や山菜が沢山取れて美味しい季節ですね!
その一つが筍。
春の味の一つですよね。
先日直売所に行ったら、丁度良いサイズの筍が安かったので、初めて自分で買ってみました!
いつもは有難いことに毎回頂く事が多かったんですよね〜。
ところが、失敗してしまいました〜(T_T)
初めに皮を剥いてしまいました・・・
筍は、茹でたあとに皮を剥くのが基本なんですよね。
そんな下処理前に間違って皮を剥いてしまった筍は無事食べられるのでしょうか?
筍の下処理前に皮を間違えて剥いてしまった!
直売所で思いがけずお安く手に入った筍。
600gで300円でした。
すぐに下処理しないとえぐみが出てしまうという、鮮度命の筍。
外出していたため、買った当日下処理することができず、慌てて翌日袋を開けると、筍から汁が出ていました。
慌てて下処理を始めました。
直売所で米ぬかを頂いたので、下処理に使います。
<材料>
筍 600g
米ぬか 30g
唐辛子 1個(種付き)
これらを大きめの鍋に入れて、かぶるくらいの水を入れて強火で火にかけます。
沸騰したら、中火にして1時間程煮ます。
ふきこぼれないように、落し蓋も忘れずに。
筍の太い部分に竹串を指してスーッと入ったら出来上がりです。
後は、鍋ごと冷めるまで放置します。
冷めきる前に鍋から取り出すと、えぐみが残る筍に仕上がってしまうそうです。
これが基本の作り方ですが、筍を鍋に入れる前に、根元は成長にしたがってイボが大きく紫色になり、繊維も密になるので、茹でる前に削るように剥き落とします。
先端を包丁で斜めに切り落として、切った部分を更に縦に切り込みを入れておきます。
こうすると、茹で上がった後に、皮を剥きやすくなるんだとか。
そうです、普通は皮は付いたまま茹でます。
皮が付いていた方が、乾燥しないし、香りが逃げないそうです。
私は、筍初心者の為、間違えて皮を剥いてしまったんです(~_~;)
しかも、これってどこまで剥いていいの〜?って疑問に思うほど、食べられる部分まで剥いてしまったんですよね(T_T)
筍は、皮の色が付いている硬い部分だけ取って剥けば良いです(笑)
私は、皮の色が付いている部分と繋がっている白い部分まで剥いてしまったので、ほんと、もったいない事をしてしまいました〜。
そもそも、皮を付けたまま茹でていれば、切り込みを入れた部分からつるんと皮は簡単に剥けたので、わかりにくいということは無かったんですよね・・・
この、間違えて皮を向いてしまってから下処理した筍。
味は大丈夫なのかと思って本当に心配になりました。
ですが、大丈夫でした!
基本は皮付きですが、皮なしで下処理しても、味に問題はないようでした。
大きな筍を何本も茹でる人は鍋に入りきらないので、皮を剥いてから茹でる人もいるようです。
カサが減りますもんね(~_~;)
ただ、筍の香りは皮付きで茹でたほうが良いみたいです。
関連記事:「圧力鍋で筍の下処理を時短!」
筍の下処理で米ぬかなしの場合は?
今回は直売所で米ぬかをもらうことが出来たのでよかったですが、普通は米ぬかなんて中々手に入りませんよね。
精米所に行くと無料で貰えたりもしますけどね。
米ぬかが無い場合は、一番手軽なのがお米のとぎ汁です。
または、一掴み洗っていないお米を一緒に入れて茹でても良いようです。
筍の皮を剥いて、何等分かに分けて茹でる場合は、米ぬかが後で取りにくくなったりするので、重曹を使って茹でたりもします。
その場合は、水1リットルに対して重曹を小さじ1が目安です。
ゆで時間も同じで、1時間ほど中火から弱火で茹でるようにします。
筍の下処理後の保存はどうする?
下処理後の筍は、大きめのタッパーにかぶるくらいの水を入れて冷蔵庫で保存します。
毎日水を交換すると、1週間は日持ちするそうですよ。
サイズが大きいので、いくつかにカットしてからタッパーに入れると良いですね。
ちょっとひと工夫、お酢を大さじ1入れておくと2日に1度の水交換でも大丈夫です。
量が多い場合は、冷凍保存が便利です。
薄くスライスしてから、水気を拭いて保存袋に入れて冷凍庫へ。
保存期間は1ヵ月位は持ちますよ。
筍の下処理 まとめ
筍は皮を剥いても付けたままでも下処理出来る事がわかりましたね。
やってみると意外と簡単に下処理出来るので、旬な時期は筍を買うほうが出来上がった水煮を買うよりお得だと思います。
是非やってみてくださいね!