床下の湿気はリフォームがいい?下が土の場合対策は?調湿材って何?

梅雨の時期、特に雨の日は床がジメジメしませんか?
畳は尚更しっとりしていたり、何となく気になりますよね。

エアコンや除湿機をかけてみたり、湿気取りを置いてみたりと自分で出来る対策はしてみたものの、イマイチ改善しない。
そんなお家の湿気で悩んでいる方に、我が家の体験談ご紹介します!
気になる費用についてもまとめました!

お家の床下の湿気が起こる原因として考えられるのは何でしょうか?

・周りに比べて敷地が低い所にある。
・床下の空間が足りない。
・台風などで洪水にあい、床下に水が溜まっている。
・日照環境が悪い。(北向きにお部屋がある)

我が家の場合は床下の空間が足りないのと、湿気が起こるお部屋が北向きにあるということが当てはまりました。

問題のお部屋は北向きで、隣の家と裏の家に囲まれていて、特に日が当たりにくい場所です。
外壁を見ると苔が出来ている位です(~_~;)

そして、床下であるお家の基礎部分は20cm位の高さしかありません。
床下空間があればあるほど、空気が循環しやすいので湿気はたまりにくいそうです。
プロに聞いたら、基礎は50cmは欲しいそうですよ。
なので我が家の場合は半分以下・・・
湿気がこもるわけです。

最近の新築住宅は基礎を高くしていたり、ベタ基礎と言って、コンクリートで床下は埋めていたりします。
20年以上前の住宅だと床下は土になっていて、家の中はジメジメしやすいんですよね。

家の中で発生する湿気と違って、床下から上がってくる湿気なので、自分で湿気対策をしても限界があるんですよね。
住宅メーカーやリフォーム業者さんにお願いして、お家の湿気対策をしてもらうのが一番解決に近道と言えると思います。

床下が土の場合湿気対策は何が効果的?

床下が土の場合、コンクリートを敷く事が一番湿気対策には効果的ですが、現実的にはちょっと難しいです。
既に人が住んでいる家では、物の移動が大変ですし、部屋の大きさによりますが一部屋で工事も3日間ほどかかります。
費用もかなりかかるので、大掛かりなリフォームになってしまいますよね(~_~;)

おすすめは、調湿材をまくことです。
防湿シートを敷いて、その上に調湿材をまいて湿気を取ります。

畳を一度取って、床板を一部抜いてもらい、そこから防湿シートと調湿材をまく作業をします。
工事は半日程で終わります。

気になる費用ですが、我が家の場合、8畳の和室で調湿材をまく作業が65000円。
その他工賃が32000円で、全部で97000円でした。
相見積もりも取ったのですが、だいたい10万円が相場のようです。

床下の湿気に使う調湿材ってどんな物?

調湿材もいろんな種類が出ていますが、今話題の珪藻土を使った調湿材が優れものです。
建寿」と言って、珪藻土のケイ石と生石灰が反応してトバモライト水和物に変化した新しい物質。
多孔質で安定し、吸排水能力に優れています。

特徴としては

・湿気が多くなると吸湿し、少なくなると放湿して、温度をコントロールします。

・効果は浸水などしなければ半永久的です。

・吸水率は100〜180%で非常に高いです。

・無臭でお子さんがいる家庭にも安心です。

・床下が乾燥するので、害虫や木材の腐れの予防になります。

我が家はこれをまいてもらったら、畳のジメジメ感がなくなったこと、押入れの結露がなくなったことなど、目に見えて効果が感じられました。
梅雨時期には、アリやゲジなどの虫まで発生していたので、かなり深刻でした(T_T)
今はお陰様で、害虫で悩むこともなくなりましたよ〜!

それと、お部屋の中の湿気対策も並行して行うのも大事ですよ。我が家では、リフォーム後も和室に除湿機を稼働させています。これで洗濯物も乾きます。

湿気対策の除湿機の選び方はこちらも参考にしてくださいね。

床下の湿気にはリフォームがいいの?まとめ

床下のジメジメ、気になっているなら早めにリフォームしてもらうことをおすすめします。
床板がカビたり、シロアリの原因になったりもするからほんと恐ろしいです(T_T)
そして、住宅メーカーやリフォーム屋さんで何社か見積りを出してもらい、工事の相場価格を知るのが大切です!
値引きもしてもらえるかもしれませんしね(^^)

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